【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第二十二訓 ページ24

山崎によると…姫様の目撃情報が歌舞伎町であったらしい。






土方「……なんでわざわざンな治安の悪い所に…」



『面倒臭いですねー。よし、私は万事屋へ行こうかなっ』






さぁ神楽ちゃんに会いに行こう！！！妙ちゃんも居たら嬉しいなぁ。






土方「オイ待て待て待て待てお前も行くんだからな？？サボろうとするな」






と、すると土方さんに止められた。うわ。何て事だ、邪魔されるとは……






『えー、私もですか？私は微力過ぎて役に立たないですし…神楽ちゃん達とお茶するのが一番最適かと』






にこやかに言うと土方さんに青筋が浮かんだ。え怖。






土方「何も最適じゃねぇよ！！オラ行くぞ！！」



『えー…やる気出ないな…』



沖田「でも話によると姫様はAで言う別嬪の中に入るらしいですが」



『私は公園を探してこよう！！土方さんに総悟も頼んだよ！じゃあ！』






公園へダッシュで向かった。
さぁ、我が愛しの姫君の元へ！！！！






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沖田「頼みますぜ〜」



土方「切り換え速ぇなアイツ……」



沖田「……あり？でもA、あのままじゃあ姫様見付けたら心中申し込むんじゃないですかィ？」



土方「……あっ」



沖田「………。」



土方「………俺達も行くぞ！！！」



沖田「へい」







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＿＿＿＿＿＿公園にて。







(姫様の事だからそこら辺をトボトボ歩いて最終的に公園に着きそうだと思って来たけど……ん？)





周りをウロウロしていると、可愛い可愛い女の子が見えた。白い肌、可愛らしい顔立ち、美しい髪、碧い瞳。



それはまさしく。






＿＿＿＿＿＿『神楽ちゃん！！』






チャイナっ娘という最大の癒し、神楽ちゃんである。






神楽「あ！A！」


『今日も可愛いねぇ。こんな所でどうしたの？何かあった、の……、』






何気なく視線を右にずらしたのだが、そこには。

綺麗な黒髪に豪華そうな着物。
不安気にしかめられた幼く可愛い顔。







…………可愛い…女の子。








是非とも心中に誘いたい、のだが。この豪華な装いに簪……もしかしてこの子は……、






『……えーと、お嬢さんのお名前を伺っても？』



「！あ…っそ…そよです…」






やはり。件のそよ姫様か。
総悟の言った通り、別嬪で可愛いな。










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