[鬼滅の刃]×[ヒロアカ]少女は前世と同じ道を進む (ページ9)

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覚醒ページ9

ウーウーウーウー
揶｢またですか｣
義｢出るぞ｣
そう言いながら義勇は扉をあける。
揶｢緑谷と爆豪のところ行くぞ｣
タッ
全速力で走る。緑谷と爆豪の隣に行く。
緑｢どうなって｣
爆｢ヴィランだろ。｣
揶｢とりあえず逃げるぞ｣

出口に着く。
ガラララララ
天井が崩れる。そして爆豪、緑谷。揶揄雨、義勇に別れた。
緑｢どうしよ・・・｣

緑谷said
緑｢どうしよ・・・｣
正直、かなりヤバイ。
爆｢く・・・そっ｣
下敷きになった爆豪を見つける。
緑｢かっちゃん!!!｣
助けなきゃたすけなきゃタスケナキャタスケナ・・・キャ?
ミケさえ救えなかった僕に何ができる?答えは無(爆｢ある・・・できる・・・｣
ハッとなりかっちゃんを見る。いつもと違い笑っている。辛いのは、痛いのは、かっちゃんじゃないか。なのに勇気づけようとしてくれている。なぜ僕がへこたれている!!!
パイプを持つ
思い出せ!!!

『ヒントをやる』

ヒント・・・

『ヒント欲しいか?』
『欲しい!!!』
『いいか、刀を振るう時、何を思うかが大切なんだ。怒る事が力になる奴もいれば、強気になれば強くなる奴もいる。眠ると強くなる奴もいるけどな。お前は刃を振るう時何を思う?』
思うのは、守りたいということ!!!
『どう守る?』
心の中で幼なじみでありながら、師範でもある人に語りかけられる。
優しく守る!!!
『どう守るんだよwww』
『優しいものはなんだ?』
幼なじみでありながら、同僚の人に語りかけられる。
自然・・・
『では、今までのヒントを考え、刃を振るえ。』

イメージは揶揄雨のような真っ二つに切る技。自然の中で切れるもの・・・鋸歯だ。
残りは切るだけ・・・できる!できる!できる!!!
唸れ!!!
緑｢全集中｣
シイｲｲｲｲ
自然と言えば・・・森!!!
緑｢森の呼吸壱ノ葉鋸歯!!!｣
スッ
切れた？
目の前には真っ二つの瓦礫。
爆｢よくやった。｣
その声が今はいない揶揄雨のお父さんに重なり、複雑な気持ちになった。
『よくやった』
折り紙を褒めてくれたっけ。
すると
ヴ｢ここに人が!!｣
ヴィラン・・・
爆｢負けていられねえ。｣
ヴ｢ころす!!!!!｣
爆｢糞ヒーローが生まれた原因!!吹っ飛べ!!!｣
パイプを持つかっちゃん。
爆｢豪の呼吸!!壱ノ型!!花火!!｣
パイプに触れたヴィランはぶっ飛んで行く。
その騒動を見ていた揶揄雨は、
揶｢あいつらちゃっかり呼吸できてんじゃん｣
学習能力の高さに思わず苦笑いを浮かべたのであった。

[覚醒]