私たちはループから抜け出せない【あんスタ】 (ページ12)

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終幕ページ12

Aが落ちて来る数分前

薫「ここで待機してろって…どういう意味だろうね？」

晃牙「チッ…言った本人は全然姿を現さねーし…こんな真昼間から外でて良いのか？あのヤロー」

アドニス「朔間先輩にも何か考えがあるのだろう」

「っ危ないっ！！！！！！！！」

「「「え」」」

アドニス「っ！A先輩！！」フワッ

「…ぇ、嘘。私、生きてる？え、今どうなったの？なんであの速さで落ちてきた私を余裕でキャッチできたの？」

薫「とっというか！！！？なんでAちゃん落ちてきてるの…！？」

晃牙「…屋上……？」

薫「……！朔間さんがいる！！朔間さーん、Aちゃん保護したよ～！」

………私は…

【許すわけ、ないだろ？】

…そっか、全部思い出した

泉じゃない。私だったんだ。始めに殺されたのは

ポロポロ

アドニス「…A先輩？どこか、痛むのか？」

晃牙「！っなっ…！？」

薫「！！……Aちゃん、今は余計なことは考えなくて良いよ。…疲れたでしょ？寝てて良いよ…君が起きたごろには、全て終わらせとくから」

「………ありが、と…」スゥッ

私が起きた時、そこにレオの姿はなかった

停学になったらしい

私が望むのなら退学だったみたいだけど…

泉「…本当に、良かったのぉ？」

「うん。…レオが戻ってきたら、もう一度話してみる。その時はついてきてくれる？」

泉「…もちろん」

ニコッ「ありがとう」

もう、戻らない

それで良い

やっと、世界の流れに戻れたんだ

ニヤッ

新たな影が現れているとは知らず

～～～～

一応、ここで完結です！！

影の人は誰なんでしょうか？

続きが気になる…という方がいらっしゃれば、コメ欄に続編希望とその内容のリクエストをしてくだされば…

取り敢えず、ここまでお読みいただき、ありがとうございました！！