万が一の時 ページ11
泉「……王さまが、Aを、殺した…？…違う、違う違う違う違う違う！！！！Aは、交通事故に巻き込まれてっ」
レオ「俺が、押したんだよ。車が来る直前に」
泉「っそんなのっ」
凛月「王さま。どうして、そんなことしたの？…王さまだって、Aのこと大好きだったじゃん」
レオ「…俺のものにならないAなんて、いらないだろ？」
真緒「…………は…？」
レオ「Aに、告白したんだ。【セナやリッツじゃなくて俺にしろ。好きだ】って。…そしたら、アイツ、なんて言ったと思う？【ごめんね。私は、みんなのことが大好きだから】…だってさ」
真緒「…そんな、ことで……A先輩を……？」
泉「ぁ…うぁ……A…っ！！戻って！！！また、ループして…っ！！！Aに会わせてよっ！！なんで…なんで、戻らないわけ…！？」
レオ「無駄なことやめろよ〜？諦めろ、セナ。…もう、Aはいない」
凛月「………」
真緒「…凛月…………？」
凛月「兄者、いるんでしょ。そこに」
零「…ふ、さすがじゃのう？凛月。…月永くん、随分面倒なことをやってくれたようじゃのう？」
レオ「ん？なにが？みんなにとっても良いことだろ？だって、みーんなみーんな…Aのこと大好きで、Aに選ばれるのは絶対一人。…そんなの、許せない」
零「んなことはどうでも良いんだよ」
レオ「う〜怖いなぁ？…というか、どうしてレイがここに？…まだ昼だし、活動時間は」
凛月「俺が【万が一】の時のために声をかけておいたんだよ」
零「言っておくが我輩の弟は秀才じゃよ？」
凛月「安心して良いよ、セッちゃん、ま〜くん」
「「……は？」」
零「Aが落ちたにも関わらず、ループが起こらない……と、言うことは？」
レオ「………っまさかっ！！！！」バッ
？「朔間さーん、Aちゃん保護したよ〜！」
泉「……かおくん…？」
薫「あれ、泉くんもいる！！！」
真緒「どうやって捕まえたんだ…！？屋上から落ちて無傷でいられるなんて」
零「ふふ、『UNDEAD』のメンバーを言ってみると良い」
真緒「え？……朔間先輩、羽風先輩、晃牙……ぁ」
薫「いやぁ…なんというかさすがだよね。もう、人間じゃないよ」
晃牙「ふふん！流石だな！！！！」
アドニス「弱い者は俺が守る」
A☆D☆O☆N☆I☆S！！！！！！！！！！！！！！
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作者名：Kananan | 作成日時：2018年1月14日 19時
