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「や〜〜っとついた……」








駅から徒歩20分くらいで

目的地の美容院に辿り着いた

やっとついたとか一丁前に言っているが

Aはスマホの地図を見ながら進んでく狗巻の後ろを歩いていただけで

普通そのセリフは狗巻が口にすることだ。









「そういえば…狗巻くん待ってる間どうする?」

「どこかお店見に行っててもいいしなんなら先に帰ってても…」

「おかか」

「それはお断りですか」

「しゃけ」

「じゃあ一緒に?」









Aは午前中は五条と高専で特訓

狗巻は午前中は外に出て任務に出ていた

だから気を使って先に帰っててもいいと言おうとしたのだがあっさりお断りされた。









「待ってて退屈しない?大丈夫?」

「しゃけ」

「そっか、狗巻くんがそういうならいいんだけど…暇だったら普通に遊びに行ってていいよ」

「明太子」









まさかAをこんな場所において先に帰ったりどこかへ遊びに行ったりはできない

呪霊や呪詛師云々に関してはAももうしっかりと対処法を身につけてるし

心配しすぎもよくないから大丈夫だとは思うが…

問題は全く知らない土地にAを置いていったら迷子になるのではないか、ということ。









「海景Aさんですね、私が担当の東條です」

「よろしくお願いします」

「今日はどんな風にカットしますか?」









もしあのまま1人で出かけていたら

きっとここにいなかったかもしれない。

極度の方向音痴というわけではなさそうなのだがAは近くにいいお店があると

そこに気を取られてフラフラとどこかへ行ってしまうから目が離せないのだ。









「ツナマヨ…」









そういうことを色々考えて考え抜いた結果

狗巻はAのカットが終わるまで待つことにした、それに待つのは嫌いじゃない。

担当の美容師さんと話を終えたのかAは

着ていた上着のボタンをパチパチと外していく。









「狗巻くん、上着持っててもらってもいい?」

「しゃけ」

「ありがと、じゃあ行ってきます!」









今日午後から一緒に活動し始めて

ここに来るまでず〜っとAは笑顔でいた

唯一笑顔じゃなかったのは昔会った同い歳くらいの子の話をしていた時だけ。









思い出したくても




─その子は一体誰で今どこにいるのかな




思い出せない。

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設定キーワード:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:アニメ
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まー(プロフ) - 亜紀さん» コメントありがとうございます…!尊敬だなんて恐れ多いです…これからも頑張ります:-) (11月29日 16時) (レス) id: 47d5979f19 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます…!私も小説を書いているのですが、ほんとに尊敬してます!更新頑張ってください! (11月28日 13時) (レス) id: ab4f96d557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まー | 作成日時:2020年11月24日 19時

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