占いツクール
検索窓
今日:133 hit、昨日:493 hit、合計:160,967 hit

229 ページ46











「ねぇ、どうする?」

「もしも今この場所で誰かが死んでたら私は貴方のことを一生恨み続ける」

「自分の夢のために誰かを殺す?ふざけるな」









思い出すのはあの時

兄が自分の目の前で死んだ時の記憶

あの日初めて人の命の重みと人の命は簡単にあっという間に消えるものなのだと知った。

重くて軽い、矛盾したような気持ち

自分の夢のために関係ない人たちを殺すなんてことは間違っていると思うこの気持ちも

いつか大きな矛盾になるのかもしれない。









「貴方だって同じようなものなんじゃないの」

「は?」

「自分の邪魔をするやつは殺すんでしょ?それと同じよ」

「私たちは人を守るためにやっているでも夢を語るそいつのやることは違う」

「ふーん、そっかぁ」









さすがに生きてるままの人間の目を

クナイで突き刺すほどの覚悟はAにはない

でも少しでも動けばそのクナイの先端が瞼に刺さりそうな距離にいる。









「その夢っていうのは」

「非呪術師を全て殺すことでしょ」

「その為に私の力が必要、だから狙ってる」

「私が欲しいなら私だけを狙えばいいのに」









なぜ非呪術師を殺すのか理解できなかった

非呪術師がいることの何がいけないのか

Aのその血さえあれば呪いや呪詛師側の人間は通常とは比べ物にならないくらいの強さを得るだろう

だがごく稀にその血に力を与えてもらえない人間も存在する。









「この力は罪のない人たちを殺すためのものじゃない」

「誰かを守るために授けられた力だと死んだ兄に教えられた」

「だから絶対に誰になんと言われようと私はそんなことに使ったりしない」









怒りに震えるAの声

なんの罪もない人こそ、心の底から優しい人ほど、人のために動く人ほど

理不尽に命を奪われる

Aがは玻穏たち呪詛師に対しては勿論あの日の自分にも怒りを向けているのだ。









「どうして殺すの」

「非呪術師の何が気に入らないの」

「私には到底理解できない、何も賛同できやしない」









罪のない人の命を理不尽に奪おうとするのならばたとえ人間である呪詛師でも殺す

そう心に決めた

その事に何も躊躇いがないのかと言われたら

そうじゃない

相手は呪いではなく…人間。









「人の命、何だと思っているの」

230→←228



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (212 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
614人がお気に入り
設定キーワード:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まー(プロフ) - 亜紀さん» コメントありがとうございます…!尊敬だなんて恐れ多いです…これからも頑張ります:-) (11月29日 16時) (レス) id: 47d5979f19 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます…!私も小説を書いているのですが、ほんとに尊敬してます!更新頑張ってください! (11月28日 13時) (レス) id: ab4f96d557 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まー | 作成日時:2020年11月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。