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「顔に全然当たってないけどどこ狙ってんの?」








穏やかでどこか抜けてるAは

今はどこにもいない

守られるだけじゃ嫌だ、自分も戦う

その言葉の通り自分が狙いだと分かっていても引くどころか相手を押し続ける。









「離せ」

「だから、何度言ったらわかるの?自分を殺そうとしてる相手の言葉に頷くバカがどこにいんのよ」









全部台無しよ、Aのその言葉の直後に

刀を振るい広範囲に広がる斬撃を飛ばした男

狙いは自分と確信していたAは直前になったら避けようと構えていたのだが

斬撃が当たったのはA自身ではなく

逃げる人々の頭上









「顔に当たってない?嘘つけ」

「じゃあ何故お前の顔には血が流れている」









気づいた頃にはもう天井が崩れかけ

逃げる人の頭に直撃する寸前だった

Aはそれを見て迷わず庇うように飛び込み崩れ落ちてきた瓦礫の下敷きに。









「ごちゃごちゃぶつぶつ言ったりキャンキャン吠えたりうるせーんだよ」

「少しくらい黙っとけ!!」









だがすぐに瓦礫から腕だけを出し

鞭のように伸ばされた刀を素手で掴んだ

ゆっくりと瓦礫の下から脱ししっかりと両足に力を込めて立ち上がる

伸びた刀を巻き付けた腕や手、瓦礫が直撃した頭から血が流れようとも刀から手を離さない。









「これ以上私は私を殺させない」

「呪術師でいなけりゃいくらこの心臓が動いてようが死んだも同然」

「だから黙ってどっか行けよ、お前」









伸びた刀の一部分を腕に巻き付け

刀の刃先を手で握りしめたまま一直線に駆け出す

血が流れようがなんだろうが関係ない









「お前んとこの頭に伝えとけ」

「海景Aはまだこんなとこで死ねないので呪詛師の道には行きませんって言ってたって」









ガッと男を抱きしめるように突撃

そのまま方向転換し

窓ガラスを割る勢いで男を抱いたまま飛び込む

眼下に広がるのは……1階のフロア。









「目覚めよ宵闇」









腕に巻きついていた刀を外しパッと両腕を広げる

このままでは終わらせない

Aは徹底的にこの男を潰す気でいる。









「握り潰せ、愚かな命を」









突き出した手のひらをぎゅっと握りしめる

Aの眼前に現れたのは…あの深い深い、闇の魔の手。

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設定キーワード:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:アニメ
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まー(プロフ) - 亜紀さん» コメントありがとうございます…!尊敬だなんて恐れ多いです…これからも頑張ります:-) (11月29日 16時) (レス) id: 47d5979f19 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます…!私も小説を書いているのですが、ほんとに尊敬してます!更新頑張ってください! (11月28日 13時) (レス) id: ab4f96d557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まー | 作成日時:2020年11月24日 19時

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