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モヤモヤとわけのわからない気持ちが広がり

Aは微かに首を傾げた

今まで経験したモヤモヤ感とはどこか違う感じ









「(アイスカフェオレ美味しい…)」

「(なんか私だけ飲んでしまっていて申し訳ないな)」









ちょっと甘めのカフェオレをまたチビチビと飲んでいく

鏡は髪が切り終わるまで見ないようにするために遮られ

自分が今どんな髪型をしているのかわからない。









「一緒に来た子って彼氏?」

「いやいや、そんな私にはもったいないです」

「じゃあ好きな子だ!」

「ぶっ……!!」









そうだ、自分にはもったいない相手だ

Aと付き合うに相応しくないという意味ではなく

逆に狗巻と付き合うに自分は相応しくないという意味

こんなに優しくてあたたかく気遣いができる人はもっと素敵な人と一緒にいられると思うのだ

自分は素敵でもなんでもない。









「げほっげほっ」

「あらあら大丈夫?そんなにむせるとは…」

「好きとか…そういうのじゃなくて…」









そもそも人を好きになるということが分からない

一体どういうことがきっかけで人に惹かれ、想いを寄せ恋に落ちるのか

経験したことのない感情に興味がないわけではないがただ自分が恋に落ちるのが

誰か人を愛するのが想像がつかないだけで。









「もし仮に好きになったとしても」

「私はその人には何も言えないです、自ら嫌いになるしかないというか」

「もう…特別大好きだって感情を持っていた相手がどこか遠くに行ってしまうのは嫌なんです」









好きになったとしてもその気持ちは忘れる

好きであればあるほど失った時のショックはとてつもなく大きい

それが最愛の家族でも同級生でも同じ

どうせ辛い思いをするのならばいっそのことそんな感情はいらない。

それに好きになっても相手に迷惑をかける。









「言葉にするのが怖いというか」

「私はいつも……言いたいことを言えないから」









時には言葉が呪いになることは自分が1番よく知っている

呪言とかそういうのじゃなくて

死の間際に託す言葉や日常の中にある何気ない言葉がその人を苦しめる言葉へと変わる

勿論好きという愛情の言葉もそうなってしまうに違いない。









「大人なのね、Aちゃん」

「違いますよ臆病者なだけです」

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設定キーワード:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:アニメ
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まー(プロフ) - 亜紀さん» コメントありがとうございます…!尊敬だなんて恐れ多いです…これからも頑張ります:-) (11月29日 16時) (レス) id: 47d5979f19 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます…!私も小説を書いているのですが、ほんとに尊敬してます!更新頑張ってください! (11月28日 13時) (レス) id: ab4f96d557 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まー | 作成日時:2020年11月24日 19時

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