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______遂に始まる真夏の恋 ページ11

you side



海での時間を終えた後、今から女子メンバー全員で近況報告会。



れいちぇる「はぁ。疲れた...」


しゅう「それ、疲労感ハンパない」


「この先やっていけるか不安だなぁ」


かれん「寝たいけど寝れなさそう今日」


のん「うんうん。」


かれんの言葉に一斉に頷く私達。


モヤモヤして寝られるどころじゃないと思う。



れいちぇる「...皆さ、今どんな感じ?しゅうとのんは気になる人とか出来た?」


のん「まあ、出来たけど...」


かれん「え、誰?」


のん「...れおくん」


れいちぇる「あー。しゅうかは?」


しゅう「私も、まあ」


「あらんくんといっちゃんのどっちか?」


しゅう「...そんな感じ」


「なるほどね」


れいちぇる「Aは?」


「りゅうとくん、かな」


れいちぇる「そっか」


しゅう「かれんは?」


かれん「...かれんは、皆のこと大好き。」


この一言で場が凍りついた気がする。



しゅう「は?」


かれん「決められないの!皆のこと大好きなんだもん」


しゅう「いや、意味分かんないから。いきなり何なの?リョウタくんじゃなかったの?」


かれん「リョウタくんは...分かんない。なんとなくだったもん、なんとなく」


そう言うかれんの瞳には涙が浮かんできていて。



「かれん!泣かないで!」


かれん「うぅ......無理!!


リョウタくん、かれんのこと選んでくれると思ってた...なのに...なんで!なんでれいちぇるなの!」


れいちぇる「......」



誰も何も言い返すことが出来なかった。


確かにリョウタくんは最初からかれん一筋だと思わせるかのような態度をしていたのに、


なぜかれいちぇるを選んだ。



しゅう「かれん...リョウタくん、オオカミかもしれないよ?」


かれん「違う!リョウタくんはオオカミくんなんかじゃないもん絶対!もういい!」



バタン、と音を立ててドアが閉まった。


残ったのは私達4人。



しゅう「ごめん...とりあえず、解散しよっか」


しゅうかの一言で皆足早に部屋を去って行った。




まさかこうなるとは思ってもみなかった。


出会って早々1泊2日のロケだから気まずくなんてなりたくなかった、出来れば仲良くなりたかったのに。




______どうか明日には元通り仲良く出来ますように。


そう願って、自分の部屋へと戻った。

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Miyu(プロフ) - ありがとうございます!次回作楽しみにしてます!!! (2018年4月30日 17時) (レス) id: 895320cd42 (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - のんたろうさん» コメントありがとうございます( ; ; )北人くん!出していなかったので考えます! (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - Miyuさん» ありがとうございます( ; ; )( ; ; )陸くんですね、分かりました! (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - みけさん» キラキラな隼くんですね、了解です! (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます、嬉しいです( ; ; ) (2018年4月30日 17時) (レス) id: 95f9eb8caa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non | 作成日時:2018年4月14日 15時

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