第294話 ページ9
白「おれの愛する息子は、無事なんだろうな.....!!」
エ「オヤジ.....!!」
エースは白ひげさんを真っ直ぐ見つめ、こちらに向かって叫ぶ。
白「..........ちょっと待ってな、エース」
白ひげさんはそう言って、目を細めて薄く笑みを浮かべた。
そして両手をクロスして構える。
その瞬間、大気に大きなヒビが入った。
イ「転ぶなよ、A」
『一体何が..........ッ!?』
私が顔を上げるとそこには、両方向から巨大な大津波が迫ってきていた。
あまりの驚きに白ひげさんとエースの会話も耳に入らない。
これが世界最強の男の.....グラグラの実の力!!
しかし海軍もそれにすかさず反応した。
飛び出してきたのは大将青キジ、
津波を含め、湾内全てに氷を張り巡らされてしまった。
『これじゃあ船が.....!!』
しかし私のそんな心配をよそに、両軍共にその凍った海上に乗り上がっていく。
まさか地上戦になるなんて.........
援軍を含めこちらの勢力も、海軍の大軍には負けてない。
しかし、流れていく血もまた多い。
闘いの中、バタバタと倒れていく味方を見て、思わず目を背ける。
私は無意識に、刀の柄をギュッと握りしめていた。
『マルコさん.....やっぱり私も.....』
マ「気持ちは分かるが、約束は約束だよい。」
『.....ッ!!』
私は気持ちの落ち着かなさに、思わず刀を鞘ごと床板に叩きつける。
『.....すみません』
何もできないもどかしいさと、ルフィを待つ焦れったさにイライラする。
マ「気にするな。気持ちがはやるのはみんな同じだよい」
そう言ったマルコさんも、唇を噛み締めて戦場を見つめていた。
戦闘がはじまってまだ対して時間も経ってないのに、何だかとても長い時間が経った気がする。
そんな間にも、ミホークさんの斬撃とジョズさんがぶつかり、黄猿にマルコさんが応戦したりと、戦況は混乱していく一方だった。
ルフィ.....一体、今どこにいるの.....？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1828人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
好きですキャプテン！！！！！3【トラファルガー･ロー】
トリトリの実 モデル:ペンギン！ ひょんなことからペンギンになりまして… ３【ON...
月下美人の用心棒
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なのは(プロフ) - 更新しないですか？楽しみです！(>_<) (3月25日 1時) (
レス) id: d007c1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
リナリア(プロフ) - この小説とても面白いなって思ってます！話の構成考えるのも苦労すると思いますが、これからも更新頑張ってください！ (1月18日 12時) (レス) id: 6b56f22e52 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - ちくわさんお久しぶりです。この小説はトラファルガー・ローオチですか?出来ればトラファルガー・ローオチでお願い出来ますか?お願いします🙇続き頑張って下さい😊 (11月1日 23時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです!!作者様のペースで更新頑張って下さい‼新世界入ってからも楽しみにしてます‼ (11月1日 18時) (レス) @page39 id: 72b96c777b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - この小説はトラファルガーローオチですか？ 後、トラファルガーローのハートの海賊団に入って欲しいです。お願い出来ますか？ (6月28日 10時) (レス) @page28 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちくわ | 作者ホームページ：http://mitsui hisashi
作成日時：2021年9月26日 12時
