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ロック×２ ページ3
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大神晃牙side
晃牙「はぁぁあ……」
生徒会室の椅子に座ると一気に体の力を抜いた。
なんだろう。あの転校生の声を聞くだけで疲れる…
敬人「大神、茶はいるか」
蓮巳先輩がいた。
なんでいるんだよという疑問を抱えつつ、茶は欲しい。
さっき走ったおかげで喉が乾いている
晃牙「くれ」
敬人「わかった」
蓮巳先輩がお茶を淹れにいくと
生徒会室の扉がドンドンドンと大きな音を立てる
……マジか
A『ねぇ、扉開けてぇぇえええええ！！ギター教えてぇえええ！一緒にやりましょう、どうして出てこないのぉぉおお！！？憧れて、夢見てたのに何故教えてくれないの〜……』
え、結構な歌だな。
此奴確か２年だっけか……２年の中では上手い方
ってこの歌雪の女王のやつじゃねぇか！！
A『ねぇ、扉開けてぇぇえええええ！！！』
晃牙「うるっせぇ！！黙ってろ！」
すると急に音も何も聞こえなくなった
…は？
え、死んだのか？
は？？
心配になり、生徒会室の扉を開ける
晃牙「てめぇ！何死んd……」
すると扉の前で体操座りしていたのか転校生がぱぁあっと笑顔になる
A『大神先輩！静かにしてました！ギター教えてください！！』
……ああ、そうだ
こういう奴だった……
生徒会室の扉を急いで閉めた
A『大神先輩ぃぃぃいいい！！』
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