初詣でトリップしたいって頼んだら本当になっちゃった★

作「皆，話に出てこなさすぎなので僕が言います！((太「君の所為だよ？」ぐきっ...６話です。』 ページ8

貴方side
敦「あ、あんた川に流されてて...大丈夫？」

　恐る恐る聞く敦くん。そんな敦くんをよそに、太宰さんはきょろきょろと辺りを見渡して

太「助かったか.........ちえっ」

　と言った。

「『(ちえっ つったかこの人！？)」』
　
　今敦くんと心の声被っただろ。やったぜ←

　太宰さんは私たちに気がつくと、

太「君たちかい私の入水を邪魔したのは。...それにしても其方のお嬢さん。とても美しい。どうか私と心中してくれないだろうか。」

　敦くんを怒りながら、私にナンパするという器用なことをやってのけた。敦くんは少しむっとした表情だったが、太宰さんの口からでた二つの言葉に固まり，聞き返した。

「『入水？心中？」』

　そしてそれにはもるWA☆TA☆SI((殴

『(私のはもる頻度高すぎ！！嬉しすぎて鼻血でそう...否、もう死んでもいい。っていうか太宰さんイケメンだし、敦くん可愛すぎだし、ホントもう殺す気かって感じだ！！嗚呼、成程。殺しに来ているのだな。そうなのだな。)』

　私が心の中で一人納得していると、もう結構話が進んでたｗｗ

太「(クス)空腹かい少年。」

　まってまってやばい。太宰さんのクス(微笑)が生で見れるとは！！！尊い。灰。

敦「じ、実はここ数日何も食べてなくて...」

　敦くんは太宰さんの問いかけに上目づかいで答える。(あざとい)

　御馳走を期待しているのだろうか。心なしか敦くんの目がキラキラしているように見える。然しそんな淡い期待は次の太宰さんのお腹の音によって崩れた。

『ま、まさか...』

　一応ノッテおく。私空気だったんだもん！←

太「そう、私もだ。因みに財布も流された。」

敦「ええ？助けたお礼に御馳走っていう流れだと思ったのに！」

太「？」

「『？じゃねぇ！」』

　軽くコントを繰り広げる私たち。私思うんだけど、敦くんのキャラ崩壊、一番ここだと思う。ウン。

　そんな処にあの特徴的なイケボが！！

？「おおーーーーーーーーーい！」

　そう皆さんお待ちかねの────国木田ママンだ！！

　

感謝ですーーーーーーー！！→←国「(俺たちの出番はまだか？)５話だ！！」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す