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39話 ページ42

「出来ることなら違うクラスになることを祈……」



言い放つ前にアーシェングロットの顔が目に入る。



アズ「?どうかしましたか」


「…お前、昨日寝てない…よな?酷い隈だな…なんかあったか」


アズ「ッなんかもなにも、貴方のせいですが…!?」


「は?どういうことだ」


アズ「昨日貴方の部屋に訪れたときに色々ありまして…!」


何故か怒気を孕ませながら話すアーシェングロット。



…というより



「昨日のはやっぱりあんたらか……」


ジェ「おや、覚えていらしたんですね」


「ぼんやりとだが……」


ジェ「残念です。あんなに愛らしかったというのに…」


フロ「バカみてぇに動揺してたヤツが何言ってんだよ」



昨日の自分は一体何をしでかしたのだろうか。


考えただけで頭が痛くなる。




シア「…何かあったのか?」


アズ「そうですね…フフ、秘密です」


シア「秘密………」



「…もういいか。そろそろ教室に行く。」


ジェ「そう焦らずとも、時間はまだありますし…なにより、僕は貴方と同じクラスなようですから一緒に行きましょう、ね?」



そう言われて嘘であってくれと願いを込めてボードを確認する。



「………うわほんとだ」


ジェ「…そんな嫌そうな顔しないでくださいよ、流石に悲しいです」


フロ「うわ、マジで傷付いた顔してんじゃんウケる〜」


ジェ「かなり心に来ました………」



アズ「あぁ可哀想に…Aさん、貴方がそんな人だとは思いませんでした」


「そうか」


アズ「もっと心の優しい人だと思っていたのに…」


「そうか」


アズ「残念で仕方ありません」


「そうか」


アズ「…貴方には慈しむ心は無いんですか?」


「無いな」


アズ「貴方本当にオクタヴィネル寮ですか??」


「一応」


アズ「………あの、」



アーシェングロットがそう言いかけたところでメインストリートの方が何か騒がしいことに気付く。


その方を見てみると昨日会話をした入学式から逃げて隠れていたテラコッタの髪の1年と

こちらには背を向けていて顔は見えないが少し背の低い黒髪の少年がいた。


何か慌てながら言い争っているように見える。


テラコッタの1年が指を指している先はグレートセブンと呼ばれているヴィランズ達の像。


ハートの女王が……焦げている。



シア「おいおい嘘だろ…」


「焦げた原因はなんだ?やっぱりあの2人なのか?」


シア「まぁそう考えるのが妥当だろう…」



2人で話しているときだった。

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おはぎとだんご(プロフ) - 面白かったです。移行楽しみにしてます (2021年8月13日 14時) (レス) id: 1cc5216453 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 現在はこちらの新しいアカウントで作品を続ける準備をしております。タイトルは変わらないと思いますのでお話をある程度書きましたらまたこちらでお知らせいたします。作品ページにあります他の作品につきましても原作改めて作成中でございますのでお待ちください (2021年6月7日 4時) (レス) id: 30e34f0135 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんにちは、、、お久しぶりでございます鴇です、、長らく更新停止してしまい申し訳ありません。実は機種変をしたのですがパスワードやら何やらを忘れるという大失態を犯しました、、 (2021年6月7日 4時) (レス) id: 30e34f0135 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ふまさん» そうです、!続編へ移行するにあたり、最後のタイトルをいつも通りにするか悩んだのですが夢主くんの無意識に抱えている苦悩を表したいと思い、文字化けさせてあの文に致しました。 (2021年4月15日 23時) (レス) id: 1794e5cce6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カクテルさん» お返事遅くなってしまってすみません、楽しみにしてて下さりありがとうございます、!後日、続編に移行致しますのでそちらも引き続き読んでいただけると幸いです。 (2021年4月15日 23時) (レス) id: 1794e5cce6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年2月6日 20時

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