幸せ家族計画！【降谷零】Part3

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蓮「ママー！」



煌「おかえりなさい！」



『ただいま。今日の保育園どうだった？』



蓮「たのしかった！みんなでかくれんぼして遊んだんだよ！」



煌「あとね、絵本よんでもらった！」



『よかったね。』



「「うん！」」



この子達の笑顔で、今日の疲れなんて、どっかへ吹っ飛んでいった。



煌「おじさんだーれ？」



『ん？あっ、坂本先生。』



振り返ると、私の働く病院の医師の坂本先生が立っていた。



坂本「実は、財布を忘れていたので、届けようと思って、お子さん達が通ってるっていうここへ。」



『わざわざすいません。助かりました。ありがとうございます。』



坂本「いえ、じゃあこれで。」



「「ばいばい！」」



坂本「ばいばい。」



坂本先生は子供達に、小さく手を振って去っていった。



うっかりしてたなぁ…坂本先生が届けてくれて、本当に助かった。



煌「今日のご飯はなーに？」



『うーん、シチューにしようかな。』



蓮「やったー！」



煌「パパは？」



『今日はわからないなぁ…。明日にはきっと会えると思うよ。』



蓮「夜におそーくに帰ってくるの？」



『そうなの。パパも早く帰れるように、頑張ってるんだけどね。』



煌「それでもずっと待つ！」



蓮「俺も！」



『それ聞いたら、パパ大喜びするよ。』

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