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零に朝から出会えて嬉しいのか、今日はやけに蓮と煌が早く起きてくれた。



『今日は起きるの早いんだね。いつもなら、あとちょっとって言うのに。』



蓮「これからは言わないもん!」



『はいはい、パパが朝ご飯作ってくれたから、みんなで食べよう?』



2人はいつもの椅子に座り、手を合わせた。



いただきますと言った瞬間、箸を持ち、パクパクと食べ始めた。



煌「パパ料理上手なんだね!」



零「ありがとう。朝から頑張った甲斐がある。」



あっという間に食べ終え、2人は高速で保育園の支度をした。



『いつもなら朝弱いのに…、零のおかげね。』



零「嬉しいな。」



本当に、いつもこんな朝ならいいのに。



蓮「もういけるよ!」



煌「早く行こ!」



『え!もう!?私が出来てないよ…』



私の方が準備遅くなることなんてなかったのに、零の時は早いんだね。



零「急ぐことないさ。まだ全然時間がある。」



時計を見ると、いつも出る時間より30分近くも早かった。



今日はゆったりしよう、きっと朝から零と遊びたいだろうし。



初めて4人で保育園に向かうと、保育園の先生は零を見て、大層驚いた。



「お父さんですか!本当蓮くんと煌くんに、そっくりですね!」



零「よく言われます。」



と、照れながら言った。



「最近来る度にお父さんの話をしてるんですよ。パパは足が速いんだよとか、正義のヒーローなんだよって。」



それは私も知らなかった。



零「嬉しいです。今日も息子達をよろしくお願いします。」



「お任せ下さい!」



蓮「じゃあね!」



煌「お迎えの時にね!」



そういって2人は教室に入っていった。

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利香信者(プロフ) - ありがとうございます! (2019年12月23日 19時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです! (2019年12月23日 15時) (レス) id: ebdf59309e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*) (2019年12月6日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - 87ですね!すいません! (2019年12月6日 17時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あれ?86話が2つありますよ( ´△`) (2019年12月6日 1時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年10月27日 23時

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