警察病院の美人外科医が警察とFBIに狙われてるって

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『昨日はありがとうございました。』



秀一「困った時、いつでも来てくれ。ここの本が好きだろう。」



『ありがとうございます！』



家主(？)の許可ゲット！



これで好きなだけ、推理小説が読める！
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…と今朝は浮かれていました。



ストーカー被害を受けているのに、なんて呑気なんだろうと思われるだろうけど。



沖矢さんに送ってもらい、警察病院に行くと、既に毛利さんたちがいた。



『おはようございます。早いですね。』



小五郎「いつ襲われるか、分からないので。」



『ありがとうございます。』



ニコッと微笑み、仕事に向かった。



(今日はけっこう人が少ないなぁ…)



それでも患者に紛れて、犯人は病院内に入ってくるかもしれない。



油断はしていられない。



篠田「水無瀬先生、お昼一緒に食べませんか？」



『えぇ、ご一緒させてもらうわ。』



1人で食べるのは、やっぱり危険だと思い、篠田先生と一緒に食べることにした。



篠田先生はどちらかというと、かわいい系だけど、実は空手の全国大会に行くほどの実力だ。



篠田「最近、あの金髪イケメンさんと、毛利さんが来ますね。もしかして水無瀬先生と何か関係してるんですか？」



『ん〜、まぁそんな感じ。』



篠田「そうですか。それで水無瀬先生を昼ご飯を誘った理由は、僕、結婚することになったんです！」



『そうなの？おめでとう！』



篠田「小児科の先生に、長谷川さんっていう女性いるでしょ？あの人です。」



そういって、新品でキラキラしている婚約指輪を見せてくれた。



長谷川さんって、あの小さくて可愛いけど、腕はピカイチの人ね。



私なんて167cmもあって、可愛いなんて言われたことは、子供頃しかない。。



篠田「それで半年後式を挙げるんです。来てくれませんか？」



『もちろん。幸せになってください。』



篠田「ありがとうございます。水無瀬先生が結婚した時、僕、絶対行くんで！」



『まだ結婚するか分からないわよ。』



私も28歳……、そろそろ三十路の、こんな私と結婚してくれる人なんているのかな？

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