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20 秀一side ページ22

降谷くんと、2人の時間になる。



悪い雰囲気になった途端、外で雨が降り出してきた。



安室透としても、ここまでして彼女に会いに来るという事は、彼も彼女に惹かれているのだろう。



え?彼もってことは赤井さんも!?って思った人が大正解。



赤井さんは彼女と、過去に会ったことあるのだ。



いつかと言うと、黒の組織と真っ向勝負、ベルモットがシェリーを抹殺しようとして、蘭が哀を庇うあの有名なお話。



あの時、彼女は見習いとして、ジョディ先生の治療に携わっていたのだ。



その時、赤井さんはひたむきに頑張っている彼女を好きになったのだ。



透「座ってお話しませんか?」



昴「そうですね。」



ソファに向かい合って、お互いを睨み合う。



透「ずっと赤井秀一としてではなく、沖矢昴として彼女と接するのですか?」



(かなり単刀直入だな…)



昴「そっちこそ、降谷零ではなく、安室透として接するのですか?」



透「組織を潰したら、本当の自分で、彼女に会いますよ。」



『……っ!』



ドアの向こうから、食器の割れる音がし、ドアを開けると紅茶が乗っていたであろうトレーを落としていた彼女が立っていた。



『…ごめんなさい。驚いちゃって…』



透「まさか…さっきの話を…!」



昴「…!!」



『訳分からなくなってきた……。赤井さんが沖矢さんで、降谷さんが安室さんで…。騙されてたなんて…』



零「先生…、理由があって…」



『信じてたのに……!』



そう言って、彼女は家を出ていった。

21→←19 零side



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利香信者(プロフ) - 教えてくださって、ありがとうございます! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 透が通るになってますよ (2019年9月14日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!さすがだなんて、私はまだまだですよ!期待にこたえられるように、頑張りますね! (2019年9月1日 14時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - またまた失礼します!さすがですね!今回も面白かったです。続きを楽しみにしています! (2019年9月1日 13時) (レス) id: 770160d3db (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ついに少年探偵団登場! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年8月22日 23時

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