プロローグ ページ1
ある所に、とても可愛らしい女の子が産まれました。
しかし、両親は忙しく、彼女の相手をしてくれる人がいませんでした。
そして彼女は、すぐ近くの医院の娘と遊ぶようになりました。
そして2人は毎日遊ぶようになりました。
そして彼女は、ある男の子と出会い、初めての恋をしました。
その男の子は、金髪で焼けた肌がよく似合っていて、顔には絆創膏が貼ってある、一言で表すなら、野生児という言葉が良く似合う子でした。
その男の子は、毎日怪我して来るので、先生に手当てされ、注意を受けていました。
ある日、勇気をふりしぼり彼に声をかけました。
『あ、あの!その怪我大丈夫なの?』
「これくらいへっちゃら!先生が手当てしてくれるから!」
『名前、なんて言うの?』
「ゼロ!」
『ゼロ?』
「親友のヒロがそう呼ぶんだ!」
『そうなんだ!いい名前…』
「ありがとう!また明日も話そうな!」
『うん!』
その日は胸を踊らせながら、帰りました。
あとから知らされることも知らずに。
『え、イギリス?』
父「おばあちゃんイギリス人だろ?だからイギリスにしばらく住むんだ。」
母「明後日には飛行機でイギリスに行くのよ。」
『じゃあ、明日最後に、お友達に会っていい?』
父「そうだな。会っておいで。」
次の日
『あ、明美ちゃん!』
明美「由梨ちゃん、どうしたの?」
『もう明美ちゃんにも、ゼロにも会えなくなるかもしれない。イギリス行っちゃうの。』
明美「そうなんだ。もう少し一緒にいたかったな。」
『大きくなったら、絶対会いにいく!志保ちゃんにもまた会いに来る!』
明美「うん、約束!」
そうして2人は指切りをし、別れをつげました。
しばらく待っていると、約束通りにゼロがやってきました。
『ゼロ!あのね、今日お別れを言いにきたの!』
ゼロ「お別れ?なんで!?」
『イギリス行くことになっちゃったの。』
ゼロ「そっか…。でもまた絶対会える!だから約束しよう。じゃあ30歳になるまでに絶対に再会する!」
『うん!』
そうして2人は指切りをして別れをつげ、彼女はイギリスへと旅立ちました。
そして彼女は立派な外科医になりました。
あんなに若かった彼女も、もう28歳……
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利香信者(プロフ) - 教えてくださって、ありがとうございます! (2019年9月15日 10時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 透が通るになってますよ (2019年9月14日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!さすがだなんて、私はまだまだですよ!期待にこたえられるように、頑張りますね! (2019年9月1日 14時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - またまた失礼します!さすがですね!今回も面白かったです。続きを楽しみにしています! (2019年9月1日 13時) (レス) id: 770160d3db (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ついに少年探偵団登場! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年8月22日 23時