ーstprー危ない係

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ーななもりー







俺はいつもの店に入っていった。



な『店長〜いつもの子は？』



店『今日は新人がいるからなぁ、』




店に入った途端にキツイ香水の匂いと、


身体を擦り寄せてくる女達の群れ。




な『へぇ〜、新人さんか』




なんて呟くと



『ななもりさんは私でしょ〜』


『やだ、私のよ〜！』



なんて上部の言葉を並べてくる。


お前らは全部金だろなんて思いつつも


嫌な気はしないのが男のダメなところ。




店『悪いけど、教育してやってくれ』




案内されたのは一番奥の部屋。


この部屋だけは入った事がなかった。



店『じゃ、よろしくな』



背中をポンと押され、入った。








そこには、震えながら


露出の高い服から必死に肌を隠す女がいた。


今にも泣きそうな顔でこちらを見てくる。






な『名前は、』




怖がらせたくなくて、優しく聞く。




「Aっ…と申します、」




伏し目がちにこちらを見る。


あー、なんか結構性癖にささるかも。





な『A…か。俺は七森』




名乗っても彼女はうなづくだけだった。




な『どうして此処に？』




誰でも気になるだろう。


こんなネチネチした女しかいない店に


見るからに純真無垢な女がいたら。




「拾われたんです…店長に」



車に乗せられたと彼女は言った。


店長も強引だな。


行き場のない彼女がほっとけなかったんだろう。





な『なら、俺が買ってあげる』






そうこの店は、イケナイお店。






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