転生先は大好きな漫画。but天竜人。２

蛇姫 ページ14

数日後、ハンコックの部屋にて

盗聴器等ないことを確認し、更には外へ声が漏れないようにするA。


『ハンコック、』

ボ｢どうしたのじゃ？｣

『私はね、ハンコック。戦争を止めようと思っているんだ。』

ボ｢！｣

『私の役目は、民を守ること。くだらない戦争で、その守るべき民が何人死ぬだろうか。』

ボ｢ふむ．．．｣

『だからね、止めようと思っているんだ。ハンコック、君は、止まってくれるかい？』

ボ｢無論じゃ。もちろん止まる！！其女の願いとあらば！！それに、る、ルフィの兄者の処刑じゃ．．．ルフィ自身、助けようと動いておる．．．｣

『うん。安心したよ。．．．親の罪子に晴らすだなんて、滑稽だしね。』

ボ｢うむ！｣

『．．．それにね、ハンコック、エースは、私の義理の弟にあたるんだよ。』

ボ｢な！？｣

『ハンコックには話しておこうと思ってね。信用しているから。』

ボ｢そ、そう言われると嬉しいのぅ．．．｣(照)

『私は旅をしていた5年間、白ひげ海賊団に身を置いていたんだ。もちろん、変装してね。．．．父さん、白ひげと、マルコは私の正体を知っているよ。．．．エースは、私の弟。助ける理由に、これも含まれているんだ。もちろん、表沙汰には出来ないけどね。』

ボ｢そうじゃったのか．．．兎に角、妾は其女に従おう！｣

『ありがとう、ハンコック。嬉しいよ。』

ボ｢うむ！！｣


Aが部屋を出る前


ボ｢その．．．じゃな．．．｣

『ん？どうしたんだい？』

ボ｢えと．．．その．．．あ、"姐様"と、呼んでも．．．良いか．．．？｣(照)

『もちろんだよ、ハンコック。』(ﾆｺｯ

ボ｢！姐様！！！｣(ﾊﾟｧｯ

『うん。』(ﾆｺﾆｺ


なんて事があった。

ちなみにこの時、既に外へ声が聞こえるようになっていたので、たまたま聞こえる所にいたボルサリーノが、


黄｢(仲良くなったみたいで良かったねぇ〜)｣


なんて思っていたとか。

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