涙 ページ22
渋谷side
ヤスたちの部屋で飲もう言うてたけど、そんな気持ちにはなれなくて俺は部屋に戻った。
_ガチャッ
部屋のドアが開いたと思ったら、そこにいたのはヒナやった。
渋谷「ヒナ?」
村上「…俺、
ヨコのこと好きかも」
渋谷 「えっ…」
村上「今更気づくなんて遅いやんな(笑)」
ヒナ、泣いてるん…?
泣くほどヨコのこと好きになってもうたん?
渋谷「…今からでも遅くないと思うで。っていうか、ヒナは恋愛にたいして鈍感やねん。」
村上「はぁ?そんなことないわ!」
渋谷「…ヨコんとこ行ってこい!」
震えそうな声を抑えながら、じわじわと涙が出そうなのを堪えながらそう言った。
渋谷「…俺はヒナのこと諦めるから」
村上「…すばる」
渋谷「言っとくけど、それで幸せになれへんかったら怒るからな。…でももしダメだったら俺んとこ戻って来い!」
村上「…ありがとな、すばる」
ヒナはそう言って走って部屋を出た。
それと同時に涙が溢れ出た。
俺はベッドの上に座った。
ヒナが行ってから数分も経たないうちに誰かが部屋に入ってきた。
丸山「…すばる君カッコよすぎるやろ(涙)」
渋谷「なんでお前が泣いてんねん」
_______ギュッ
マルに後ろから抱きつかれた。
丸山「…すばる君のバカ。アホ。
…俺がすばる君の傍にずっとおるから。村上くんのこと好きなままでええから。傍にいさせて。」
渋谷「…でも、マルを傷つけることになる。そんなことしたない。」
丸山「大丈夫。すばる君が俺のこと好きになってくれるように頑張るから。」
渋谷「…マル」
俺はマルの顔を見た。
丸山「…好きやで(チュッ」
渋谷「ん…」
そのままマルに押し倒された。
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櫻上 ひなゆ(プロフ) - mimiajioveさん» ありがとうございますm(_ _)m (2018年8月30日 6時) (レス) id: 3ce90ef248 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - そーだったんですね!お仕事頑張ってください<(_ _)> 待ってます! (2018年8月30日 1時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
櫻上 ひなゆ(プロフ) - mimiajioveさん» 仕事が忙しく、まだ続編が作れていないです(T_T)ごめんなさい。作れそうなときに作りたいとは思っています。 (2018年8月28日 23時) (レス) id: 3ce90ef248 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - 続編は無いんですか?? (2018年8月28日 0時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
櫻上 ひなゆ(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございます!3人の恋はどうなるのか今後のお楽しみに。 (2018年6月27日 9時) (レス) id: 3ce90ef248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻上 ひなゆ | 作成日時:2018年6月3日 18時