【おそ松さん】六つ子の姉は...

松野家の日常14 ページ16

side無し

A「ねぇ、みんな〜...」

全「「どうしたの、姉さん」」

A「今日一緒に寝ても良いかな...？」

自分の枕を持ち、弟達の部屋にやって来た、少し眠そうな姉。

全「「...え?」」

しかし、あまりにも急なので弟達はとても驚いた。
何しろ、中学生になってからは姉とは部屋は別だったのだから。

A「だから、一緒に寝ても良い...？」

全「「えぇ！？」」

A「あ、嫌なら別に良いんだけど...」

遠慮気味に話す姉。
戸惑いながらも、その話を聞く弟達。

おそ「い、良いよ！姉さん」

カラ「ﾌｯ...その言葉を待ってたぜ、my sister...」

チョロ「え、ぇ...?」

一「...」

十四「やったぁ！久しぶりに姉さんと寝れる〜！！」

トド「嬉しいよ、姉さん♪」

やはり皆嬉しいのか、快く承諾した。

A「そっか、良かった」

チョロ「え、でも何で急に...？」

チョロ松が不思議そうに首を傾げる。

A「んー、なんとなく...久しぶりに誰かと寝たいなって」

へへ、と笑って不安を心に押し殺す。
そうでもしないと、また弟達に心配を掛けてしまいそうだった。

全 ((...可愛いわ、うん。))

おそ「姉さん隣来てよ！」

カラ「ﾌｯ、my sister...俺の隣へ...」

一「姉さん...」

十四「姉さん姉さん！！！」

トド「僕の所においでよ、姉さん♪」

松野家の親を除けば紅一点。
弟達は姉の横を取り合う。

チョロ「おい、十四松以外下心あんだろ！！」

おそ、カラ「「何の事か分からないな」」

一、トド「「え、何が」」

十四「姉さんの隣がいい〜...」

全「「姉さん、何処が良い！？」」

A「え、えぇ〜...？」

困ったように笑う。
それも、また弟達には可愛いと思うには充分なものだった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
何処で寝るかは友達と話し合って決めたいと思います。
side無しが続きます

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