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『………そっか。じゃあいいや。』
ガープ「………フン、やっと諦めおったか。」
『……そうじゃん、位も同じ中将だし、もう成人したし、じ様に許可なんて取る必要無かったね。
じゃ、荷造りしてくる。』
私は自室へ足を動かした。
ガープ「待てぃ！！じいちゃんはまだ許しとらんぞ！！！」
ピタリ、と足を止める。
エースが海へ行ってもこんなにしつこく止めなかった癖に。
なんで私はダメなの？？
私の夢も聞きやしないで、弟の夢を人質にして。
『私ばっかりじ様の言うこと聞いてるけど、じ様は私の要望を聞いてくれない訳？？
私の夢も諦めさせた癖に。』
私とじ様は仲が良い訳じゃない。
寧ろ、ルフィと比べ物にならない程に仲が悪い。
それでも何とかやっていけてるのは、海軍の中で不仲と知られていないのは、私がじ様の命令を大人しく聞いているからだ。
…………私の夢も知らないで。
止めた足を再び動かし、私は、訓練所を出た。
後ろからの大きな声も、周りからの視線も、全て気付いていた。
気付いた上で無視をした。
全部。
全部。
…………私の反抗期の方向は、じ様だけじゃなくて、小さい頃から育った海軍本部自体だから。
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自室へ戻ると、鍵をかけ、誰も入ってこないようにした。
今日の為に用意をしていたログポースに幾らかのお金。
そして少しずつ備蓄していた保存食を大きい袋に入れていく。
明日から。
明日から1週間、私が諦めた夢を少し追えるんだ。
叶うことは出来なかったけど、似た様なことは出来る。
私は、ワクワクが止まらなくて、なかなか眠れなかった。
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ベロベロベース - 絵をメーカーで作りました、https://picrew.me/ja/image_maker/1394187/complete?cd=zQii3zmaeF (4月21日 10時) (
レス) @page2 id: 15eed5205a (このIDを非表示/違反報告)
ろそそ(プロフ) - 星猫さん» 御閲読、高評価、コメント、ありがとうございます。申し訳ないのですが只今リクエストは受け付けておりません。大変申し訳ございません。 (2022年6月12日 21時) (レス) id: 4e9a925863 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 始めまして！面白いで高評価しました！リクして良いですか？ (2022年6月12日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろそそ | 作成日時：2022年5月21日 8時
