第288話 ページ2
フロイド「あっちに人魚姫の銀の髪すきとか展示してあるよ。」
エース「さっきパンフで写真見たけど
あれどう見ても櫛じゃなくてフォークじゃね?」
ユウ「俺はフォークにみえた。」
ジェイド「ふふふ……
陸の人間にはそう見えるかもしれませんね。」
ユウ達はフロイドさん達と展示品を見に行った。
アズール「……Aさんは行かないんですか?」
『アズールさんが写真を返すかを見張ります。』
アズール「疑り深いですね。
ちゃんと戻しますよ。
……昔の写真を全て消去すれば
僕がグズでノロマなタコ野郎と馬鹿にされていた過去も消えるような気がしていたんです。」
アズールさんは自分が思っていた事を話した。
私はそれを黙って聞く。
アズール「海の魔女は、悪行を働いていた過去を隠すことはせず、その評判を覆す働きをして人々に認められた。
僕は、彼女のようになりたいと言いながら……
結局、過去の自分を認められず、否定し続けていただけだった。」
『…………確かに、アズールさんは過去の自分を否定し続けましたが……最後には過去の自分を認めました。』
アズール「え……?」
『その証拠がこの写真です。
契約書がないただの口約束なんて破って、手を加えればよかった。
ジェイドさんが保管していたからといって、アズールさんにはそれができたはずです。』
アズール「それは……」
『それをしなかった時点で貴方は凄いです。
それにアズールさんは努力家です。
……努力は魔法でも習得出来ない。』
アズール「努力……僕が?
……ふっ。勝手に美談にするのは止めていただきますか?」
美談にしたつもりはないんだけどな
アズール「僕はただ、僕を馬鹿にしたヤツらを見返してやりたかっただけですから。」
『いいじゃないですか、それでも。
馬鹿にしてきた人を見返してやりたいと思うのは変な事じゃありません。』
ユウ「A、まだここにいたのか!」
『うん。』
話終えたところでユウ達がきた。
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ねこ大好き(プロフ) - 沙月さん» 返信が遅くなってしまいすみません。コメント、ありがとうございます! (2020年12月1日 16時) (レス) id: 0a781ecf2f (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 続きがとっても楽しみです!更新頑張ってください! (2020年12月1日 9時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこ大好き x他2人 | 作成日時:2020年11月29日 0時