親友とワンピースの世界で無双します (ページ30)

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親友との再会ページ30

Aサイド

1週間たった。
遂にアキと会える!!!!
私はウキウキ、ソワソワしながら歩いていた。

ふと足が止まった。

(………集合場所決めてない!!!!!)
私はここで予期せぬ出来事に思わず頭がパニックになった。
(…………ヤバい、ヤバい、ヤバい、どうしよう、どうしよう、どうしよう……)
私は柄にもなく動揺しまくった。
そこへ…

ピーンーポーンーパーポーン

『迷子のお知らせです。迷子のお知らせです。』

……何故だろう、聞き覚えのある声だ。
気のせいか私の大切な親友の声に似ている

『クリスタル・A様。クリスタル・A様。御友人様がnowお待ちです。今すぐシャボンディパークの正門へ来てください。』

………ッハァーーーー!!

(待って、待って！その呼び出しじゃぁ私、明らかに迷子の子供じゃん!!)

私は心の中でツッコミを入れシャボンディパークへ……行こうとした。

『A様は、白くて長い髪に蒼い目をした16歳くらいで小さな女の子です。』

そんな放送が何回か流れる。
私は顔を下に向けてプルプルと震えていた

子供｢ママ、あの人迷子なんだって。あんなに大きいのに不思議だね｣

母親｢シッ！……あの、良かったらシャボンディパークまで送りますけど……。｣

私は顔を上げ、親子を見て、

A｢大丈夫ですよ！ありがとうございます！｣

私は必死にポーカーフェイスをし、その場から立ち去った。

(……さてと)

私は何よりも考えるよりもマントを被った。…もちろんフードつきのものを。
私はフードを深く被り、シャボンディパークへ向かった。

シャボンディパーク正門

アキ｢……おっそいな〜。｣
A｢…ホントだね〜。誰かさんのせいで、足止め食らってるんじゃないかな？｣

私はアキの後ろに立ちアキの独り言を返した。

アキは静かに後ろを振り向いて、
アキ｢久しぶり〜〜〜!!A〜〜!!!｣

私に飛びついてきた。

私はバランスを取りアキを受け止める。
(…人目が気になる)
今日はやたらに人の目線を気にする日だ。

落ち着いたアキと近くのカフェで話していた。

A｢ふーん。つまりあの放送は、不審者共への当て付けだと……。｣

どうやらアキも集合場所の事に気付いて私の事を探していたが、途中で自分を見ている気配に気づき、放送で遠回りに連れがいることを伝え諦めさせたとの事だ。