親友とワンピースの世界で無双します (ページ19)

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レイリーサイドページ19

レイリーサイド

表の方が騒がしいな。
俺は船の裏へ周り1人酒でもしようかと行くと
先客がいた。

レイリー｢主役がこんな所で何をしているのかな？｣
俺は食料を分けてくれた少女の隣へ座った
A｢貴方こそ、こんな所で1人寂しく1人酒ですか？｣
少女いや、Aは振り向かずに答える
驚いていた様子もない。
どうやら、見聞色を持っているらしい。

レイリー｢そうだな、こんな所で1人寂しく1人酒でもしようかと思ったのだが、どうだい？2人で月見酒でも？…｣

彼女は振り向き私に酒をついでくれた。
A｢ご一緒に…｣
彼女の微笑む姿は月明かりに照らされて、幻想的な姿だった。

俺はロジャーへの愚痴や、冒険話やロジャーへの愚痴や、を彼女へ聞かせた。

A｢月は好きですか？｣
…唐突に彼女が言った。
A｢私は月が好きです。月を見れば大抵の事がどうでも良くなる。月の美しさに心を取られて…。｣
レイリー｢…………｣

A｢私にとって小さな欠点くらいは月の魅力に、比べれば大した事ないんです。
…きっと貴方にとったら月とはロジャー殿のことなのでしょうね。｣
レイリー｢…あぁ、そうだな…｣
彼女の言葉を聞いてしみじみとそう思う。

A｢…まぁ、どちらかと言うとロジャー殿は太陽ですけど｣
クスクスと笑う彼女を見てフッと笑っていた

俺は月を眺める。

俺は次にAを見る

A｢…レイリー殿…？｣
レイリー｢レイリーと呼んでくれないか｣

俺は気づいたらそう言っていた。

A｢……フフ、10代半ばの少女にそんな顔してはいけませんよ｣
…俺はどんな顔をしているのだろう

A｢表が賑わってきましたね。行きましょう…レイリー。｣
レイリー｢あぁ…｣

俺たちはそう言って歩き出した