1話 月夜side ページ3
暖かくて、日差しが良くて、
とても気持ちいい
春の朝。
こんな時は何をして過ごすか
考えるまでもない
そう
二度寝！！！
俺は目覚ましが鳴り目は覚ました
だが、こんなあったかい布団から
出れるほど脳は機能してない。
........
あ、脳だけに？
ダジャレだこれ....ふははは！
ん“、んん、コホン。
だから、寝る！
少し崩れた布団をかけ直し
再び寝ようとした時だった。
シュッと襖が開いた。
そこには仁王立ちをした
今週の近侍
へし切長谷部 が立っていた。
へ「主、いつまで寝ているのですか！
いい加減起きてください！」
どうやら起こしに来たらしい。
でも、俺、起きる気ないからね？？
俺は構わず布団をかけ直し
瞼を閉じて言った
月「俺は寝る」
へ「........はぁ。あと5分だけですよ？」
ため息をつきながらも
そう言ってくれるあたり
めっちゃ優しいよなー
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
5分後
へ「主！5分経ちましたよ！早く起きて下さい！」
月「まって、あと1時間....」
へ「主！！」
俺はチラッと長谷部の方を見た
すると、オーラが怒ってた....
今起きないとこの後がやばい
と、思い起きた。
月「........はい。起きた」
俺は重い目をこすり
上体だけを起こした。
へ「やっと起きましたか！主
次はちゃんと5分で起きて下さいよ
着替えが終わったらお呼び下さい。」
とだけ言い残し審神者部屋を出て行った。
月「ふぁ〜。ん、起きるか」
俺はあくびをしながら重い体を動かした。
俺の普段着はロングパーカーにズボン。
これ、めっちゃいいよ？動きやすい
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
月「へし切ー、終わったぞぉー入っていいよー」
へ「長谷部 とお呼び下さい。失礼します。」
俺いつも思うんだ。
長谷部って襖開けんのめっちゃ....
丁寧
音立てないんだよね、すごい。
さっきのは怒ってたからシュッてなったけど
へ「主、先程文が届いておりました」
と言って渡された文を見る。
ここの本丸は主とその週の近侍が
今日の日課や書類に目を通してから
大広間に向かう。
みんなで朝餉を食べてる時
報告できるようにね。
月「どれどれ」
うわぁー。政府からかよ....
気だるく読み始めた。
........え？新しい刀剣？
これは顕現せねば！
月「長谷部！鍛刀部屋行くぞ！！」
へ「主。その前に朝餉です」
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作者名：チョコ x他1人 | 作成日時：2019年3月20日 10時
