愛されたい…１１ (ページ41)

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臣side ページ41

せっかく
NAOTOさんが
夕方までの4時間程の時間を
2人でってくれたのに…､

Aは
2人になりたくないのか､
愛叶と優愛が心配なのか分かんねぇけど､
中々首を縦に振らない､

臣「(ほんとイライラする)」

隆「(臣？)」

臣「(愛叶と優愛､頼むわ！)」

隆健「(え？)」

臣「(強制連行する)」

隆「(なるほどね笑)」
健「(ケンカにならん程度にな？笑)」

臣「(了解っす笑)」

俺はAを横抱きで抱き上げて､

『え!?汗ちょっと待って!!汗』

臣「愛叶と優愛､よろしくお願いします!!笑」

N隆健「了解!!笑」

『イヤや!!下ろして!!汗……おみ!!汗』

Aが叫んで暴れるから､

臣「少し黙れ」

俺の声が低かったのか､Aは黙った…､

臣「お前はイヤかも知んねぇけど､
俺に少し時間ちょうだい？」

『…………分かった』

臣「俺も色々とヤベーんだわ…､
近くのホテル入ろ？」

『………うん』

Aを下ろして､手を強く繋ぎタクシーに乗って
着いたから､部屋に入った…､

Aが俺の後から入ったから､
ドアが閉まった瞬間にAにキスをした…､

『おみんｯｯ!!ｯｯ……………んんッｯ………んｯｯ……ｯｯ､』

深くて荒いキスをしながら､
上に羽織ってるシャツも脱がして…､
Tシャツも捲り上げ､下着のホックも外した…､

『イヤやｯｯ………ｯｯてばｯｯ………あッ､ｯｯ……､』

臣「なんでイヤ？」

『汗かいてるし､しかも話をする為やないん？汗』

臣「……お前は､もう俺を愛してない？」

そう言った時のAの目は凄く寂しそうで､
辛そうで､不安そうな目…、

『………ｯｯ､』

臣「なんで泣く？泣く前に答えろ!!」

『ｯｯ愛してる…ｯｯ』

臣「ほんとに？」

『ほんまに大好きやし､愛してるもんｯｯ!!』

臣「じゃあ､なんで俺の前から消えようとすんだよ!!」

Aの目から急に涙が溢れた…､

『ｯｯ……ごめんなさいｯｯ､怖くてｯｯ…､』

臣「なにが怖いんだよ…汗」

『怖いに決まってるやん!!』

Aは俺を叩きながら言った…､

『……自分が実の父親やって思てた人がちゃうかって､自分のママの代わりに抱かれてると思てたら､実際は自分に恋愛感情を持ってたとか…､
ゆえる訳ないやんかぁ…ｯｯ､
おみやって､パパは味方が変わるやろ？汗』

確かにそう…､

娘だと見てるか…､
恋愛感情を持って1人の女として見てるか…､

全く違う…汗