愛されたい…１１ (ページ28)

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臣side ページ28

Aの
あんな顔を見ると､
健二郎くんにでも
嫉妬してしまう…､

臣「A？」

『ん？』

臣「関西弁の方がやっぱり安心するか？」

『んー､安心してないってゆーたら嘘やけど…､
パパと重ねてしまうかな？なんで？』

臣「いや､じゃあ…､
壱馬や健二郎くんと一緒に居た方がいいんじゃね？」

今のAにこんな事言ったらダメじゃん!!汗
分かってんのに…､止まんねぇ…､

『え？………なんでｯｯ？汗』

Aを見たら､涙を流してた…､

隆「臣!!」
健「それはちゃうやろ汗」

俺は無言で背を向けてしまった…､

『…………ごめんｯｯ!!』

隆健「A!!汗」

俺は振り向けずに､楽屋のドアの音だけがした…､

隆「なにしてんだよ!!汗」

隆二が追いかけた…､

マジで情けねぇ…､
弱ってるAに突き放すような態度取って…､

しかも追いかけらんねぇ…汗

健「臣ちゃん…､今のはあかん…､
今のAが臣ちゃんにはまで､突き放されたら…もしかしたら､パパと一緒の事してまうで…､」

臣「え？汗」

健「それぐらい弱ってるって事よ？
分かったら､はよ行って来いや!!」

健二郎くんに言われて､楽屋を出た…汗

隆二から電話があり､屋上にすぐに来て!!と言われ急いで走って着いた…汗

隆「A？汗」

『こっち来んといて…ｯｯ､
………やっぱりこんなうちは迷惑なんよｯｯ』

Aの小さな背中を見て､
たまらなくなり抱きしめた…､

臣「迷惑なんて思った事ない!!」

『じゃあ!!なんで突き放すんよｯｯ!!
おみが1番安心するに決まってるやんｯｯ!!!!』

Aは泣き叫ぶように言ってきた…､

臣「ごめんｯｯ……､
Aが壱馬と健二郎くんと話してると､
俺の前ではしないような顔をするからｯｯ…､
俺じゃ力不足なんだって､勝手に嫉妬してたｯｯ…」

『……なにそれｯｯ!!』

Aは俺から離れた…汗

臣「A？汗」
隆「A…､」

『……………おみまで居んくなったらｯｯ!!』

Aの手を引っ張って､もう一度抱きしめた…､

『……離して!!汗』

臣「居なくならない!!」

『………､』

臣「絶対に居なくならないから!!
お前も居なくなるな!!頼むから…､分かった？」

『………､』

臣「返事は？」

『………アホ』

臣隆「え？」

『おみのアホ!!』

臣「ちょっと!!A!!汗」

Aは走って屋上を出てった…汗

隆「臣!!行こ!!汗」
臣「あぁ汗」

隆二とAを追いかけた…汗