愛されたい…１１ (ページ2)

今日:2 hit、昨日:36 hit、合計:129,374 hit

臣side ページ2

いきなり､
HIROさんから
会議室に集まるように言われた…､

会議室に行ったら､
HIROさんとTAKAHIROさんが居た…､

N「HIROさん？話って…､」

H「実はな､一昨日からAのパパの行方が分からないそうなんだ…､」

臣「え!?汗」
T「どういう事ですか!?汗」

H「俺にも全く分からない…､
昨日の夜に警察から電話があった…､
一昨日の夕方に東京駅で見た人が居るだけで､
それから行方が分からないそうだ…､」

臣「マジかよ…汗」
T「…………最悪の可能性もある」

H「あぁ…､見つかった時にはって事もある､
今Aもこっちに向かってる…､」

T「話すんですか!?汗」

H「アイツのパパだぞ？
話してやらなかったらどうすんだよ！」

T「確かに……､」
臣「取り乱すかも知んねぇ…､」

その予想をはるかに超えた…､

AはHIROさんから話を聞いて､
一昨日､パパと電話をしたと言った…､

何かを思い出したのか､
急に泣き出した…､
俺はAを抱きしめた…､

『電話切る前に違和感を感じたｯｯ……､
あの時切らんかったらｯｯ……ｯｯ､』

臣「違和感ってなに？」

『ｯｯ………A､愛してるでってｯｯ､
いっぱい傷付けてごめんｯｯってｯｯ…､
今まで電話切る前にゆわんかったのにｯｯ……､
なんで？ｯｯて聞いたらｯｯ…､』

マジかよ…汗
ほんとに最後みたいじゃん…汗
焦りを隠して､Aに優しく聞き返した…汗

臣「ん？」

『ゆいたーなっただけやって笑ってたｯｯ…､
HIROさん!!探してよ!!!!』

Aは俺の腕の中で暴れるから､
強く抱きしめて､名前を呼んだ…､
けど､今のAには無理で…､

『イヤやぁー!!パパまでｯｯ!!』

と言いながら､
俺から離れてHIROさんに泣きついた…､

HIROさんが声を荒らげて､

H「A!!落ち着け!!」

と言ったら､AはそのままHIROさんの足元に座り込んだ…､
すると､AはHIROさんに土下座をして､

『お願いしますｯｯ…パパをｯｯ…ｯｯ､』

T「A!?汗」

TAKAHIROも三代目メンバーみんながびっくりした…汗

『パパをｯｯ……見つけて下さいｯｯ!!!!
HIROさんにしか頼れへんのですｯｯ!!
HIROさん!!!!お願いしますｯｯ!!!!』

A…､
俺は胸が苦しくなって､何も言えなくなった…､

HIROさんがAの両肩を持ち､

H「A､顔を上げな？」

と優しく言ったら､
AはHIROさんの目を見た…

『お願いｯｯ……もうイヤやｯｯ……､
大事な人が亡くなるのはｯｯ……ｯｯ』