生変人速攻がヤバい件について ページ11
影山｢俺は！お前の運動神経が羨ましい。たが、宝の持ち腐れのお前が腹立たしい。」
日向｢はぁーっ！？」
影山｢それなら、お前の能力、俺が全部使ってやる！」
影山｢お前の1番のスピード、1番のジャンプで飛べ！ボールは、俺が持って行く！」
日向｢持って行くって何？どう言うこと？」
影山｢お前はただブロックのいないところにMAXの速さと高さで飛ぶ。そんで全力スイングだ。俺のトスは見なくていい。ボールには合わせなくていい。」
日向｢はぁー！？ボール見なきゃからぶるじゃん！」
影山｢かもな！」
日向｢うぉい！」
影山「でも、やってみたい！」
日向｢わかった。」
ここから全てが始まるんだ､､､。
山口｢ナイッサー、一本！」
えまる｢影山、すごい集中。」
今、この位置、このタイミング、この角度で、
日向｢手に、手に当たった〜！」
えまる｢今、日向、目、瞑ってた。」
全-日向・えまる｢はぁーっ！？」
澤村｢本当だ、ジャンプする瞬間から、スイングするまでの間、日向は目を瞑ってた。つまり影山がボールを全く見ていない日向の手のひらにピンポイントにトスを上げたんだ。スイングの瞬間に合わせて寸分の狂いもなく､､､！」
日向｢すんげー！なあ、何！？今の何！！当たったんだけど、手に！！今！俺の！」
影山｢おい！！お前！！目ぇ瞑ってたってなんだ！？」
日向｢お前がボール見るなって言ったんだろ！目、開けてるとどうしてもボールに目がいくから､､､。」
影山｢確かに言ったけど」
日向｢でも今の最高だろ！何が悪い！」
影山｢それはそうだけど、100%信じるなんてできるか普通！」
日向｢だって今、信じる以外の方法わかんねぇもん！」
影山｢よし、日向のスパイクが決まれば、マークが分散して田中さんも打ちやすくなる。俺たちには信頼関係なんて微塵もないが、次もボールは俺が持って行く！信じて飛べ！」
縁下｢さっきのはまぐれかなー。」
菅原「でも、確実にトスの精度は上がってきてるよ、」
月島｢理解不能。さっきのはまぐれだろ、なのに懲りずに何回も。」
澤村｢でも、たぶん、日向はまた何回でもボールを見ないで飛ぶんじゃないかな。確かに理解不能だよな。他人を100%信じるなんてそうできることじゃないもんな。しかも因縁の相手なのにな。」
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作者名：及川徹の嫁になりたいL x他1人 | 作成日時：2022年7月17日 1時
