始まりはいつも突然に(白目) ページ1
『文豪ストレイドッグス』
歴史上の文豪達を擬人化したバトル漫画及びアニメ。
出会ったのは、中学の後輩や数少ない友人に勧められて、だ。
アニメの十九話と二十話を見た。
運命的な出会いだった。
底なし沼だった。
夢小説にも手を出した。
占ツクに始まり、支部の薔薇にも手を出した。
此方も底なし沼だった。
どハマりしてからずっと文スト熱は冷めず、今日もグッズを買い漁っていた。
皆大好き諭吉が溶けた。
「よっしゃあああ! ラバストQちゃんだぁああ!」
「A、声でかい」
「だってさ! Qちゃんでたんだよ? Qちゃんが! 最推しが出たんだよ!?」
そう、私の最推し兼嫁はQちゃんである。
Qちゃん。『Q』、本名は夢野久作。ポートマフィアの構成員の一人。異能者の中でも忌み嫌われる『精神操作』の異能力持つ少年。愛らしい見た目をした彼は、自分の異能力が故に何度も酷い目に遭っている。それ故に狂気と闇を孕みつつも、彼は自由に焦がれている。
可哀想なのは悲しい。可哀想なのは
もしこれが某大手少年漫画週刊誌(発売日は月曜日)で連載されていたら、サジェストが大変なことになっていただろう。
私は性癖を歪められた。
でもって、2番目は新双黒。
旧双黒が3番目。
凸凹感が堪んねぇ。
「最推しなのは知ってるから! でも元々お前声でかいんだから音量下げろよ……」
「そう言う君もこの前太宰さん出た時に『ん゛ー! 太宰さんンンン!! あー尊い! 可愛い! 禿げる! 心中しよぉおお!!』って叫んでいたじゃんか」
「それは太宰さんが尊すぎるのがいけない」
だなんていつものように会話していた時だった。
建設中のビルの上から鉄柱が落下してきた。
私は咄嗟の判断で友達を突き飛ばした。
「A!?」
私は当然逃げ遅れ、重い重い鉄柱の下敷きになった。
悲鳴や救急車のサイレンがぐわんぐわんと頭の中に響いていた。
鈍い痛みがあるが、あまり痛さも感じなくなってきていた。
身体から体温が引いていくのが何となく分かった。
そんな中ぼんやりと、
「これから死ぬのかな。なんか漫画みたいな死に方……」
と思いながらじんわりと襲ってくる睡魔に身を委ねた。
*
気が付いたら知らない部屋に居た。
気付いたと同時に、ある情報が流れてきた。
私は文豪ストレイドッグスの太宰治の妹になったということが。
否、待て。
どうしてこうなった。
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サングリア - いえのきあさん» 判りました!定期考査頑張って下さい。私も今日から考査です…(´-ω-`) (2018年11月27日 7時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
いえのきあ(プロフ) - サングリアさん» ありがとうございます!今はテストや課題があってなかなか更新できませんが頑張ります!終わりのセラフもテスト終わったらぼちぼち買うので、お待ちくださいませ! (2018年11月26日 22時) (レス) id: 75f23159f6 (このIDを非表示/違反報告)
サングリア - 黒の時代…更新頑張って下さい! (2018年11月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
サングリア - 長くてすみません…(´-ω-`)出来たら2つ宜しくお願いします!更新頑張って下さい (2018年11月24日 7時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
サングリア - クルル、クローリーなどの上位吸血鬼に気に入られて心配される。吸血鬼にしようとしている。渚は四鎌童子、アシェラに出会い、話をしたことがある。四鎌童子と一緒に3年間行動した。渚はその事を覚えていない。かなり謎に包まれた渚の過去 (2018年11月24日 7時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢秋 | 作成日時:2018年2月10日 2時