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「……も、もしもーし？大丈夫？起きてる？」
その不安げな声で、やっと自分が起きてから一言も話していなかったこと、考え込んでしまっていたことを自覚した。
「…ぉ、起きて……ます、」
「よかった、目を開けながら寝てるのかと思っちゃった。」
ふふ、と冗談混じりに笑うJade。Dreamは冗談は殆ど言わないけれど、もし言うとしたらきっとこんな風に笑うんじゃないかな、と思う。
「改めて、名前は？」
「…Nightmare(ナイトメア)……です。」
「敬語付けなくていいよ！多分同い年くらいだろうし！」
「初対面で、それは、ちょっと……頑張っては、みま…んん、みるよ……。」
もし僕らのような守護者が成長したら、身長も伸びるんだろうか。もし成長しないでこのままだとしたら、多分、見た目で年齢を当てることは難しいような気がしなくもなくもない。
Obsidianさん…君？彼はまだ僕の事を見ていた。さっきも見ていたけれど、何か悪いことでもしてしまったんだろうか。というか、視線をずっとずらしていないような気がする。
「…Obsidian、さん？」
「Obsidianって呼んで。さん付けは堅苦しすぎるから。」
Obsidianさん…Obsidian、にも、注意されてしまった。
何故彼らがこんなにも親しくしてくれるのかはわからないけれど、敬語を外しておかないとその度に注意されてしまうような気がして、しどろもどろでも外してみることにする。
「えと、Ob、sidian……それと、Jade。ちょっと質問しても、いいかな…？」
「全然大丈夫！」
Obsidianも頷いてくれた。
聞きたかったのはさっきから気になっていたこと、それを知らないと何も始まらない。それに、僕は…帰らないと。
「…ここは、何処？」
「僕は何で、此処に居るの？」
二人は顔を見合わせる。心なしか表情は驚き、少し陰っているようにも見えた。
…あれ、おかしいな。これは記憶喪失を疑われてしまう質問だったかもしれない。
「…僕らにも分からない。ただ僕が見つけた時は、既にボロボロな状態で倒れてた。」
やったのが誰かも分かってる、Obsidianはそう付け加えた。
「そ、そうそう！酷い有様だったんだからね…！手当しておいたけど、安静にしてたほうが良いよ！一体此処に来るまでに何があったの…？」
その質問に、Dreamの声に、反射的に答える。
心ではそう思っていないのに。
「…………何でも、ない…」
絞り出した声とは裏腹に、傷を自覚した脳は痛みを訴えていた。
・→←おつきさま、ふたつ。《版権(Dreamtale/DINTIS+JMV)》
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螺子 - 続きが気になる病に罹りました!!のんびり更新待ってます〜!! (2023年2月1日 17時) (
レス) @page19 id: ef6865ad9b (このIDを非表示/違反報告)
もふわた【きまぐれ極低浮上】(プロフ) - 星雪桜さん» コメントありがとうございます、シャタド君にはネガティブのために(大抵が度を過ぎた)悪戯をしてほしいな、と……完全なる幻覚ですが、やんちゃしていてほしいですね…！！ (2023年1月14日 13時) (レス) id: 16b00589d0 (このIDを非表示/違反報告)
星雪桜(プロフ) - そちらのお宅のShattered、ちゃんとネガティブ採取しようと動いて… ｶﾜｲｲ。(本当はそれが正しいのですが)初コメ失礼致しました。 (2023年1月14日 11時) (レス) id: 2d02a9e0d3 (このIDを非表示/違反報告)
もふわた【きまぐれ極低浮上】(プロフ) - 宇治露 歩阿さん» 思いついたら気ままに書いていこうと思います。 (2023年1月13日 8時) (レス) @page9 id: 16b00589d0 (このIDを非表示/違反報告)
宇治露 歩阿(プロフ) - 新作楽しみにしてます (2023年1月13日 0時) (レス) id: 0bb7a6f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふわた【きまぐれ極低浮上】 | 作成日時：2023年1月11日 19時
