chapter:39 ページ40
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エイジあっそう。じゃあいいわ
直ぐに帰ってきた返事は素っ気ないものだった。
少し前までの私なら「また嫌われた」って思ってたんだろうけど、今はそうだと思わなかった。
だって、
「もしもし」
『忙しくねーじゃん』
直ぐに着信があったから。
「忙しいよ、忙しいけどえいちゃんと話す方が大事だし」
『...』
「ねぇ、連絡してきた意図は？」
えいちゃんがきちんと話そうと動いてくれたんだし、私も素直に応えたいな。
『...朝はごめん』
「うん」
『そらと付き合ってるとかどうとか、ああいうことが言いたかったわけじゃないんだよ』
「うん」
落ち着いたトーンで話すえいちゃんの声が心地よくて、自然と私も落ち着いた相槌を打って話を聞けている。
『何か...A、俺だけちょっと避けてたというか、他の奴らと接し方違ったでしょ』
「あー、それは...嫌われてると、思ってたから...」
『それは俺...のせいだよな、ごめん。Aが俺を避けてる感じしたのがずっともやもやしてて、気付いたら思ってもないこと言ってて...』
そんなえいちゃんの言葉を聞いて、ふとりっくんに言われたことを思い出す。
隣にはいるのにどこまで行っても交わらない、だったっけ...
今のえいちゃんの発言を受けて、本当にそうだったんだなぁ思う。
「ふふふ」
『何がふふふだおい、こっちは真剣に結論出して話してんだよ』
「違うの、りっくんに言われたことを思い出してね…何でもないから、結論聞かせて？」
えいちゃんなりに出した結論とやらを聞きたくて、そう急かす。
結論...かぁ。私もいつかはちゃんと、“結論”を出して伝えないとなぁ...と思いながら。
『あー...うん。それなんだけどさ...』
そう言ったっきり黙り込むえいちゃん。
「え、うん、何...？」
『そういうきちんとしたケジメは会って付けたいっつーか...だから今は言えない』
“きちんとしたケジメ”という言葉が引っ掛かるし少し怖いけど、私だって電話何かじゃなくてちゃんと本人を目の前にして、話し合いたい。
「わかった。今は春休み中だし、夜はいつでも暇だから...えいちゃんの大丈夫な時に合わせるよ」
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エイカ - お話の感想ではないことを書き込んでしまいすみません…。 (2018年3月28日 18時) (
レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - お久しぶりです！今回のお話もとてもよかったです！えいちゃんと夢主ちゃんが会ってとても嬉しいです！笑続きがとても気になります…！更新頑張ってください！話が変わりますが3/25にファンミに行きました！初めて近くでアバンティーズを見れてとても嬉しかったです♪ (2018年3月28日 18時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - とんでもないです！そして、ありがとうございます。エイジさんをたくさん登場させたいと思いながらも字数制限に負け、あまり書けなくて…たくさん登場させられるように頑張ります！ (2018年2月6日 9時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - 雨城さん» アドバイスありがとうございます。あと、今回のお話もとても面白かったです。今までえいちゃんがあまり出てこなかったので楽しく読まさせていただきました。 (2018年2月5日 19時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - エイカさん» 字数制限があるので、あまり詳しいアドバイスができずすみません。私でよければいつでも質問していただければ答えさせていただきます。エイカさんもお話の更新、頑張ってください！ (2018年1月17日 0時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨城 | 作成日時：2017年12月19日 23時
