chapter:11 ページ12
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「ごめんね、わざわざ迎えに来てもらって…」
「全然大丈夫だよ!久しぶりだね〜」
あれから約15分後。車に乗ったりっくんが迎えに来てくれた。
「だね〜また会えて嬉しいよ!」
「ほんと?僕もだけどみっくんもすごい会いたがってたし早く行こ!」
「うん!」
運転席に座るりっくんの隣、助手席に座ってイルミネーションに浮かれる街をびゅんびゅんと飛ばして行った。
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「ただいまー」
「お邪魔します…!」
車に乗ってまた約15分。すごい大きいマンションに着いたけど、みんなここに住んでるのか…確かに、動画見る限り部屋とかすごい大きかったしね。
「あーA!久しぶり〜!」
「みっくん!お邪魔します〜」
玄関にバタバタと走ってきたのはみっくん。
高校時代も1番話しやすかったのは実はみっくんだったりする。
「あ、ごめん私食べ物とか何も持ってきてないんだけど…大丈夫?」
「全然いいよ!さ〜こっちこっち」
みっくんとりっくんに続いてリビングへと入った。
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「いらっしゃいA〜今えいちゃん部屋戻っちゃったけど多分ちょっとしたら戻ってくるし、チキンとかも買いすぎちゃって食べきれてないから好きに食べちゃって笑」
「ありがとう!お腹空いてたしよかった〜」
ソファーに寝ながら迎えてくれたそらの言葉に甘えてテーブルに広がる料理に手を伸ばす。
「いや〜女の子が1人入るだけで違うね!」
「女の子なんてそんな今更!笑 高校の時はこんな風に接してくれなかったくせに〜」
茶化すように言うみっくんに返事しつつ、キョロキョロと見渡す。
「どうかした?」
「…」
えいちゃんは今部屋に戻ってるって言ったっけ…
「A!どうしたの?」
「えっ!?あっ、みっくん…ううん、部屋広いしお洒落だなぁって思ってね笑」
「でしょ!あ、後で色んな部屋紹介してあげる〜」
「紹介するような部屋他にないでしょ笑 どの部屋も散らかってるんだからさ〜」
と、もう1度部屋を見渡した時。
リビングと繋げるドアが開いたかと思えば、目について忘れられない赤い髪が見えた。
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エイカ - お話の感想ではないことを書き込んでしまいすみません…。 (2018年3月28日 18時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - お久しぶりです!今回のお話もとてもよかったです!えいちゃんと夢主ちゃんが会ってとても嬉しいです!笑続きがとても気になります…!更新頑張ってください!話が変わりますが3/25にファンミに行きました!初めて近くでアバンティーズを見れてとても嬉しかったです♪ (2018年3月28日 18時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - とんでもないです!そして、ありがとうございます。エイジさんをたくさん登場させたいと思いながらも字数制限に負け、あまり書けなくて…たくさん登場させられるように頑張ります! (2018年2月6日 9時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - 雨城さん» アドバイスありがとうございます。あと、今回のお話もとても面白かったです。今までえいちゃんがあまり出てこなかったので楽しく読まさせていただきました。 (2018年2月5日 19時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - エイカさん» 字数制限があるので、あまり詳しいアドバイスができずすみません。私でよければいつでも質問していただければ答えさせていただきます。エイカさんもお話の更新、頑張ってください! (2018年1月17日 0時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨城 | 作成日時:2017年12月19日 23時