change 〜Another story 8〜

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社「1番初めに言わなかったか？こうなるなと」

「申し訳ありませんでした」
『すみません、俺が悪いんです』

社「どっちも悪い。RAMPAGEは今年が大事なんだよ」

そんな事、近くで見てきた私が1番わかってた
それなのに…こんな…

ただただ、謝るしか出来なかった

樹に、皆に、迷惑はかけたくなかったのに

もっと慎重に行動してればよかった


社「事務所としてはスタッフの1人として熱愛関係は否定するよ。文句ないね？」

「はい…」

社「聞いたとこによると一緒に住んでるんだってね？」

「はい…」

社「きっと週刊誌が張り込むだろうから、同じ家には帰らせないよ。これ以上騒ぎにはしたくない」

「…っ…はい」

社「事務所の近くのアパートを用意するから、町田さんはもう今日からそこに住んで」

「今日…ですか…？」

社「マンションにのこのこ帰るつもりだったの？」

「いえ…」

社「それと町田さんは今日この後からもう、RAMPAGEのスタイリストからFANTASTICSの方に移ってもらうから」

「え…」

突然いろんな事がありすぎて、頭がついていかない

『っ…それはっ…』

社「最初からそうしとくべきだったね。」

社長の言葉に、何も言えない
自業自得なのだから


「あのっ…この後っていうのは…」

社「この部屋を出た瞬間から。」

クビにならなかっただけマシ

私が悪い


でも…皆と一緒にいられなくなるのは辛い

なによりも…

樹の近くに、いられなくなるのが辛い


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