37.Itsuki side ページ37
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撮影終了後、メンバーで固まって話していたところにやってきたのは
空気の読めない彼女
マリー「ねえ樹!!私と今から出かけましょう?」
『嫌。もう日本帰るし』
マリー「なら私も日本にいく」
怪訝に見つめるメンバーの顔
『勝手に行けばいいよ。とりあえず離れて?』
腕に絡みつく彼女を軽く振り払うけど
べったりと俺にくっついたまま
うぜぇな…そう思いながらため息をついて顔を上げると目があった北人さんが俺を見ながらニヤッと笑う
俺を見ながら…?
違う、俺の後ろを見てる…?
少し考えてる間に後ろからガッと肩を掴まれる
『うわっ!?』
急に下に向かってかけられた体重に体制を崩すと
押し当てられた唇に柔らかい感触
ゆっくり離れていったそれ
目の前に、涼しい顔のA
そのままマリーの方を向いたAは
「もう仕事は終わり。樹は私の」
そう吐き捨て、自信たっぷりに笑った
やべぇ…惚れ直す…
チッと舌打ちしたマリーは大勢の前で恥かかされたと言うと、一度も振り返らずに現場からいなくなった。
陸「かっけ〜」
陣「ドラマか思ったわ」
ため息混じりに呟いた陸さんと、びっくりしたようにそういった陣さん
よくやったな!と笑う壱馬さんは、くしゅっとAの頭を撫で、めっちゃかっこいいっすと笑うまこっちゃん
恥ずかしそうに笑うAは、さっきまでの涼しい顔とは真逆だった
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ぬう(プロフ) - 彩華さん» いつのまにか長編になってしまってるから読むの大変でしたよね!?最初から読んで頂けたなんて嬉しすぎます!!!頑張って樹君とイチャつきまくるので懲りずにお付き合いください(^^) (2019年7月30日 23時) (レス) id: 1bdd3ad000 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 最初から一気に読んでしまいました!!もう発狂発狂発狂です(笑)いっちゃんかっこよすぎます〜!!!これからも更新楽しみに待ってます! (2019年7月29日 16時) (レス) id: 303c26c9ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年7月17日 14時