change 〜Another story 4〜

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「本当にいくの？」

『いくよ？』

朝からなんだかワクワクしている樹と少しの荷物を持って家を出る

今日は事務所でひと仕事終えたら明日のフェスのリハがあるため福岡に飛ぶのだ

『Aってお父さん似？お母さん似？』

「お母さん…」

私の実家に行くことにワクワクしている樹
普通緊張とかしないもんなのか？
そう思いながら事務所までの道を歩いた



母「え！？彼氏くるん！？やだ美容室いかな」

父「何話せば良い！？練習せなん！」

母「あんたがうちに彼氏連れてくるやら初めてすぎて緊張するわ！」

1週間前、樹も一緒に実家に帰ると電話で伝えたところ
あっさりOKしてくれた両親
気が早いことに美容室に行った母と、樹が来ることを毎日シミュレーションしているらしい父

実家のカーテンまで変えてたと言うから、
気合いの入りように笑ってしまった


「『おはようございまぁす』」

琉「おはよ〜」

慎「おはざーす」

琉「ねね、樹？もつ鍋美味しいお店どこ？」

健「えー俺屋台がいいよ屋台にしよう？」

先に来ていたメンバーも、旅行気分で浮かれていた

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