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樹と共にランペの控え室に向かう
「し、失礼します…」
中に入ると、陣さんと陸さんがいた
陣「うぉー!Aちゃん!」
陸「本当に来てくれたの!?」
2人に はいっ と笑って返事をすれば
うぇーいと男特有のノリで盛り上がる
その様子を見て、私も自然と笑顔になった
『スタッフさんどこですか?』
陸「メイク室〜」
問いかけに答えてくれた陸さんに
ありがとうございますとお礼を言った樹は
私をメイク室とやらに連れて行ってくれた。
コンコンっとノックして開けたメイク室では
2人のスタッフさんと、ヘアセット真っ最中の北人さんがいた
北「わっ!Aちゃんじゃん!お疲れ!」
そう言った北人さんは
樹の方を見てニヤッと笑う
「北人さん!お疲れ様です!」
北人さんに挨拶を返して2人のスタッフさんに近付く
「初めまして!えっと…RAMPAGEの専属スタイリストになりました町田です…!よろしくお願いします」
今にもかすれそうな声でそう告げると
2人のスタッフさんはにっこり笑って
『こちらこそ!』
そう返してくれた
わたしの新しいスタートは、ここから始まるんだ
優しく微笑む樹に見守られて、そう思った。
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年5月24日 1時