23.Reo side ページ23
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目の前にはちょっと思い悩んだ顔の裕太くん
休憩に入った途端、スタジオから連れ出された
玲「どうした？」
裕「玲於、もうええんちゃう？」
玲「何が？」
裕「Aと付き合ってもええんちゃう？」
玲「まだだよ」
裕「なんでなん？」
裕太くんは、小さい時からダンスを教えてきたAを自分の娘のように可愛がってる
そんな娘みたいなAの幸せを願うのは当たり前のことだ
玲「前も言ったけど、今付き合ったら…」
裕「ええやん！！」
俺の話を遮るように言葉を発した裕太くん
裕「周りにバレんように、付き合ったらええやん。バレるのが嫌ならいくらでも俺がフォローしたる」
珍しく熱くなる裕太くん
玲「…俺さ、隠して付き合うの嫌だ」
裕「は？」
叩かれたら彼女は…GENEの立ち位置が…
そんな事よりもっと俺の奥深くにあるのは
玲「付き合うなら堂々と2人で一緒にいたい」
悪い事をしてるわけじゃないのに
コソコソしたくない
玲「付き合うなら公表する」
だから、
玲「だからまだ駄目」
俺のその言葉に目を丸くした裕太くん
裕「そんな風に考えてたんか」
玲「ちゃんと周りに認めてもらえなきゃ、多分Aも幸せじゃない」
上手くは言えないけれど
どれだけ急かされても、俺は今じゃないと思う
裕「…翔吾はグイグイ来るで」
玲「大丈夫、俺翔吾には負けないから」
不思議とそう言えたのは
近い未来、俺の隣で笑うAが想像できるから
ふっと笑った裕太くんは
俺の背中をおもっきり叩いた
玲「いっ！？」
裕「小生意気な」
連れ出して悪かったな
そう言うと、俺より先にスタジオに戻っていってしまった
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月23日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます！玲於ちゃんも主人公もこじらせちゃっとります！笑 (2019年9月22日 10時) (レス) id: de6c2eaaee (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - もどかしい感じがたまりません (2019年9月22日 3時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年9月21日 21時
