Anthem 4

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それから数日後

私の風邪も治り、全回復した頃

EXILEのオーディション結果が発表される

私は、どうしても会場で結果を知りたいとマネージャーさんに駄々をこねて
日本武道館まで連れてきてもらった

最終審査は、1人1人のソロパフォーマンスと
EXILEとの合同パフォーマンス

私が会場に着いた頃には、武道館の周りはファンで埋め尽くされていた

関係者席で見ることになってるけど
挨拶には行かなきゃと、関係者通路を通ってバックに向かった

「HIROさん！お疲れ様です！」

久々に会ったHIROさんは、私を見るなり笑顔で手を振る

HIRO「わざわざきたの？」

「結果、ちゃんとその場で見たかったので…」

HIRO「そっか！今日はお客さん側か。楽しんで」

「はい！」

HIROさんにペコっと頭を下げると
後ろから私を呼ぶ声がする

振り向けばそこにいたのは、

「敬浩さん！！」

これまた久々に会った敬浩さん

敬「おいで〜！！」

両手を広げる敬浩さんの腕に飛び込む

アキラ「子供扱いが凄まじいな笑」

「あ、おはようごさいまぁす！」

アキラ「おう、久しぶり」

後ろからやってきたアキラさんが、微笑みながら私と敬浩さんを眺めていた


『衣装お願いしまーす！』

本番まであまり時間が無いのだろう
楽屋にやってくるスタッフさんたち

「じゃあ私、今日向こうで見てます」

敬「あ〜い」

本番前に構ってくれた2人に頭を下げて私はまた関係者通路を歩いた

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