コミュ障ヤンキーって良くね？っていう話。

4話 ページ5

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『……ﾄﾞﾓ』


あああああ、声ちっさ過ぎだろ俺！！！！もっと声張れやぁ！！！！！！！

違うんです先輩方嫌じゃないです心の底から嬉しいんです！！！！！！！

震える手をぎゅっと握って顔を上げる


「……無理してる…？」


ほら言ったじゃんか俺ぇ！！！！


「別に嫌なら断っていいからね！？もしかして予定あったりした！？」


あああ、優しい…なんで俺みたいなやつに優しくできるんだ…ﾋｨ…
泣きたい…穴があったら入りたい…

弁解をしようと口を開くと、予想以上に大きい声が出る



『ち、っ違う、！！！い、い、嫌じゃない！！！！……ﾃﾞｽ』



めっちゃ噛んだし吃りすぎなんだよ俺！！！いい加減にしろよ！！！

バッと顔を上げると驚いた顔の先輩達と目が合う


あ、やばい


サァッと顔から血の気が引いていく感覚がしていつもの澄まし顔が出来なくなる

また、やってしまった。


いつもテンパって人とうまく会話ができない

見た目のせいで動物にも子供にも怖がられて、また、一人になるのか

本当に、自分が嫌いだ。





「やった！じゃあ行こ！！」

「テンパりすぎじゃね？w……もしかして緊張してる？」

「緊張せんでええよ〜、怖くないよ〜」

「えっ、緊張してんの…？可愛い…！」





ﾋｨﾝ泣きそう

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