【ハイキュー】初恋の味 -2-【西谷夕】

50話 ページ6

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〜 A side〜




．



貴方「………」



昨日今日と色んな事が一気に起きて
頭がこんがらがってる


西谷先輩にフられて、その後にLI○Eで謝られたり

菅原先輩が優しくしてくれたり
…今日なんてアイス奢ってくれた( ˙-˙ )




そんなこんなで、私の頭にはハテナが沢山浮かんでる





"菅原先輩は何でそこまでしてくれるんだろう"

"西谷先輩は何で謝ったんだろう"

"私の事どう思ってるんだろう"

"これからどう接したらいいんだろう"

"立ち直るにはどうしたらいいんだろう"





…



…




貴方「うぁぁぁあ」


考えただけで頭割れそう…

キャパオーバーだよもう｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡


貴方「寝よ…もう色々と無理…(泣)」




私は静かに部屋の電気を消し

布団に潜った




．






．





〜西谷side〜




．




西谷「……」



スマホアプリのLI○Eを開き、Aとのトーク画面を表示する


「ごめん」


そこには、昨日の夜からずっと"既読"マークがついている


西谷「っ……」


それもそうだ


フッといて謝るなんて、中途半端で情けないやつだと思われても仕方ない

返事なんてする気にもならないだろ、フツー




…なんて。

わかってるはずなのに、どこかでAから返事が来るんじゃないかと期待してる自分がいる


もう何回トーク画面を開いたのかわからない



西谷「…っと、情けねーな……俺。」


そう言ってスマホをベッドに投げる



自分が何をしたいのか、なんでAに謝ったのか


わからない



でも、1つだけハッキリしていることがある




"あいつを菅さんに渡したくない"
"俺のものにしたい"




ただ、そのために自分がどうするべきなのか
今まで通り話したりするにはどうしたらいいのか



…



西谷「はは…。フッといて何贅沢なこと考えてんだよ…そんな資格、俺にはもうねーんだ…」



そう考えると、ふいに泣きそうになる


Aには自分よりふさわしい人がいると思う反面

他の人には渡したくないと思ってしまう




そんな激しい葛藤を胸に抱え、西谷は眠りについた……─────




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西谷とA様の葛藤は続く……( ˊᵕˋ ;)

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