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21. ページ22
｢ねぇその傷って、｣
｢それ以上言うな｣
俺の問いかけは、ジェシーに止められた。
｢可愛い猫さんが、俺らの現状知らなくても良いんだ｣
その言い草に、かちんときた。
｢俺はジェシーと優吾が心配なの。
俺が好きで心配してんだから、つべこべ言わないで心配されてて。まぁ可愛いのは仕方ないにしても。｣
すると、優吾が大笑いし始めた。
｢可愛いのは認めるんだ。｣
って言いながら、ゲラゲラ笑ってる。
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作者名：滝倉章真 | 作成日時：2019年4月30日 15時
