第114話・大阪ギャルズ戦 その2 ページ21
ホイッスルが鳴り大阪ギャルズのキックオフで試合が開始される。
ボールを持った玲華が上がって行く。風丸が止めに行くが、彼女がウィンクをして怯んだ隙に玲華は風丸を抜いた。
そしてボールはリカへと渡る。彼女はダイレクトにシュートを撃つが、これは円堂の正面。
「風丸くん! 何抜かれてるんです! 相手が女子だからって手を抜いたら困るじゃないですか!」
外野の目金から非難の声が飛んできた。
「別にそういうわけじゃ…」
と言いながら風丸は玲華に視線を向ける。すると彼女の風丸を見ていたようで彼に再びウィンクする。それに対し風丸はドキッと頬を染める。
「…ポニーテール…美少女………イイ!!」
「俺は男だ! そ、それにお…おれは…」
「試合再開するよ?」
その後果敢に攻める雷門だが大阪ギャルズのペースに巻き込まれいつものプレイが出来ずにいた。あの鬼道でさえも固まるほどに。
「うわ…元とはいえ帝国の鬼道までもが…」
「くっ…油断した」
普段通りにプレイをしている一之瀬、Aがボールを奪えても妙なプレイをする彼女らにボールを奪われてしまう。
ボールは玲華に渡り、再び風丸が止めに行く。玲華はボールを上げると必殺技『プリマドンナ』で風丸を抜いた。
「不覚……」
「いいぞ風丸! もっとだ! もっと寄こせェ!」
「俺は抜かれたんだぞ!!」
恥じらいもなく、責めることもなくAは大喜びをしていた。
そんな玲華を鬼道がスライディングで上手くカットした。
「なんだよ今の必殺技は…」
「もしかしてこいつら…」
「結構やるッス」
「ま、まぐれですよ! まぐれ! こんな地元チームがあんな必殺技…まぐれに決まってるじゃないですか!」
当の言い出しっぺも冷や汗が止まらない状況になる。
串田から上げられたボールを木暮が旋風陣で止めるが、カッコつけている間に堀にボールを奪われる。
ボールはリカと玲華に回り必殺技バタフライドリームが炸裂、円堂が爆裂パンチ対抗しようとしたがボールは、円堂の拳を避けゴールへ突き刺さった。と同時に前半が終了した。
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suraimu471(プロフ) - 世界だけ。つまりFFIでは本気の主人公が見れるのだな。この時点で世界級ならほかのみんなよりも一歩分強くなりそう。 (2019年10月11日 8時) (レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
カナト - お久です!!名前アリアからカナトに変更しました。これからは、カナトとしてよろしくお願いします。(ダイヤモンドダスト戦楽しみにしています。) (2019年10月10日 18時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - こんにちは!おかえりなさい!と言っていいですかね!?更新待ってました(*´ω`*)これからも頑張ってください! (2019年10月9日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - コメ返しありがとうございます!推しが2人なだけでみんな好きなのでどんなエンディングでもハイテンションで読ませていただきます!誰とも付き合わないというのもいいですねぇ!主人公らしくてとても好きです!! (2019年8月17日 2時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました!主人公の葛藤とても心に来ました…!続きとても楽しみです!!PS.落ちはもう決まっていらっしゃいますか?私、豪炎寺と鬼道推しでして… どちらか落ちだと良いなと勝手に思っております!是非考えてくださると嬉しいです! (2019年8月13日 1時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:活字不足卍 | 作成日時:2019年8月8日 4時