第095話・真・帝国学園戦 その6 ページ2
「シュートは源田が止める」
郷院と竺和がシュートコースを開けた。そこからは除く息切れをしている源田。
「どうする？！━━━━━━！」
迷った末に染岡はワイバーンクラッシュを撃った。
源田の真正面に、だがシュートは方向が変わった。その先には何と吹雪が走りこんでいた。
「クッ…ビースト…！」
「おせぇよ！�爛┘拭璽淵襯屮螢供璽畢瓠�！」
「━━━━━━？！」
吹雪のエターナルブリザードがゴールに突き刺さった。
「ビーストファングを出させず、本当にゴールを決めちまいやがった！」
ベンチでは目金がこの技を『ワイバーンブリザード』と名付けていた。
「吹雪…染岡…」
いがみ合っていたように思えた二人はいい関係のライバルになっている。
息の合わせ方が豪炎寺と取って変わらないものだ。
試合再開をすると不動が染岡にスライディングタックルを足目掛けて行った。
不動へイエローカードが出される。
「染岡！」
染岡に駆け寄るA。
「悪い悪い。まさかこんなのも避けられないとはね〜」
「テメェ！ 今のわざとだろ！！ コイツ！！」
「止めろ！」
「不動を殴ったら吹雪、君が退場になる！」
「っ…！」
不動に殴り掛りかかろうとした吹雪をAが止める。
不動は勝ち誇ったような顔で自分のポジションへ戻っていく。
秋が染岡の脚の様子を見ると、これ以上のプレーは危険だとなり栗松と交代することになった。
「交代はなしだ！」
「染岡くん！」
「無理したらダメでヤンス！」
ふらふらする染岡を円堂と栗松が身体を支える。
「役に立たないかもしれねぇが、ピッチに置いてくれ！
影山なんかに負けたくねぇんだ！！」
「染岡……」
「染岡さん…」
円堂の肩を掴んで震える手で染岡は訴える。
「いいんじゃねェの？」
「！」
「要は俺がコイツの分までプレーすればいいんだろ。
Aもいるんだしな。アンタの作戦に乗ってやったんだ、これくらいはいいよなぁ？
監督！」
「構わないわ」
そして試合は再開される。ボールはAへ渡る。
第096話・真・帝国学園戦 その7→←第094話・真・帝国学園戦 その5
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suraimu471(プロフ) - 世界だけ。つまりFFIでは本気の主人公が見れるのだな。この時点で世界級ならほかのみんなよりも一歩分強くなりそう。 (2019年10月11日 8時) (
レス) id: 8c6c5cc2e1 (このIDを非表示/違反報告)
カナト - お久です!!名前アリアからカナトに変更しました。これからは、カナトとしてよろしくお願いします。(ダイヤモンドダスト戦楽しみにしています。) (2019年10月10日 18時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - こんにちは！おかえりなさい！と言っていいですかね！？更新待ってました(*´ω｀*)これからも頑張ってください！ (2019年10月9日 19時) (レス) id: d3fece9e75 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - コメ返しありがとうございます！推しが2人なだけでみんな好きなのでどんなエンディングでもハイテンションで読ませていただきます！誰とも付き合わないというのもいいですねぇ！主人公らしくてとても好きです！！ (2019年8月17日 2時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました！主人公の葛藤とても心に来ました…！続きとても楽しみです！！PS.落ちはもう決まっていらっしゃいますか？私、豪炎寺と鬼道推しでして… どちらか落ちだと良いなと勝手に思っております！是非考えてくださると嬉しいです！ (2019年8月13日 1時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年8月8日 4時
