第092話・真・帝国学園戦 その3 ページ46
鬼道がドリブルで真・帝国学園陣内へと突き進む。
「(1号を改良して威力は落ちるが、三人で撃つことで負担を減らし使える技にしたのが2号！)
思い出せ！ これが本当の皇帝ペンギンだ！！」
鬼道が口笛を吹く。地面から青いペンギンが5匹現れる。
「�犢陳襯撻鵐�ン�瓠�」
「「��1号�瓠�」」
鬼道に合わせ上がっていた染岡、Aが皇帝ペンギン2号を放った。
いつの間にか皇帝ペンギン2号を習得していたAに
一緒に蹴った染岡はその器用さに改めて驚かされた。
だがGK源田はニヤリと笑った。
「�爛咫璽好肇侫．鵐悪瓠�」
獣の顎のように両手を構え、ボールを掴む。
そして源田も悶え苦しみその場に倒れた。
「まさかっ『ビーストファング』まで…！」
「鬼道、ひょっとして今の技も…」
「ああ。ビーストファングだ。皇帝ペンギン1号と共に封印された禁断の技だ！」
「てことはビーストファングも同じく身体を破壊する技！」
「…源田にあの技を出させるな」
「シュートを撃つなってことだな」
「前門の虎、後門の狼…ってところだね…」
佐久間と源田を人質にされているような気分でサッカーをする雷門イレブン。
ベンチで見守るマネージャーたちも不安が募る。
「佐久間くんにボールを渡さないのはいいけれど…」
「シュートを撃たなくては勝てない…！」
「2人の選手生命を守るためだけど、これじゃ試合にならないです…」
不動は佐久間にボールが渡らないことを察すると自身でゴールを狙いシュートを放つ。
円堂は勿論対抗する。円堂は止めたもののボールを取り損ねた。
そこへ土門がカバーしボールを外に出した。
激しく息切れする佐久間に鬼道が「目を覚ませ！」と声を荒げる。
「自分の身体を犠牲にした勝利に、何の価値がある！ 佐久間！ 源田！！」
「分かっていないのはお前だよ、鬼道…」
「！」
「勝利にこそ価値がある！ 俺たちは勝つ！！ どんな犠牲を払ってでもな！！」
勝利に執着心を見せる2人に説得をしても無駄だった。
第093話・真・帝国学園戦 その4→←第091話・真・帝国学園戦 その2
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活字不足卍(プロフ) - ｱﾘｶﾞﾄｰｱﾘｶﾞﾄｰ 今日もコーラが美味い！ (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 54話はた○く細胞のことですよね？それにしても本当にこの小説好き!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 作者さん、ボロくそ分かるぞそれv2さすがにそこまでは、いかないけども確かにさっくん(佐久間)も好きじゃ。でもね我の最推しは、神様仏様 "照美様" です！！(語彙力なくてすみません) (2019年8月8日 10時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月31日 0時
