第058話・ジェミニストーム戦 その1 ページ12
「この試合は、白恋中を守るためじゃない。全人類の命運がかかった大事な一戦よ」
「ああ。監督もそれを承知の上で吹雪をDFに起用したはずだ。…勝つために」
「そうさ! あとは俺たちが結果を出すだけだ!」
「へっ、俺のシュートで勝利を決めてやる」
「僕も。白恋中とみんなを守るために全力で戦うよ!」
「よーし! 絶対に奴らに勝って、半田たちに勝利の報告を届けるんだ!」
円堂の手に雷門イレブンが手を重ね、最後に吹雪が重ねた。
「やるぞ! 今度こそエイリア学園の侵略を終わらせるんだ!」
「「おうっ!」」
雷門イレブン、ジェミニストーム共にポジションに付いた。
「本気で我々に勝てると思っているならば、愚かとしか言いようがない」
「なんだとっ!」
「言わせておけばいいよ。私たちのサッカーで黙らせればいいんだから」
吹雪はゴールにいる円堂に振り向いた。
「さあ、風になろう!」
「うん! みんなファイトだ!」
試合開始のホイッスルが鳴り響いた。染岡のキックオフから始まり、ボールはAへ。全員がジェミニストームの陣内へと走り出す。ボールはAから染岡へ戻る。
「さて、少しは楽しませてくれるのか?」
「見せてやるぜ! パワーアップした俺たちを!」
棒立ちしているレーゼを染岡が抜き去る。だがレーゼの顔色は変わることなく、染岡の前にはパンドラとグリンゴ。ボールはパンドラに奪われレーゼへ回り、ディアムが猛スピードで雷門の陣内へと攻め入る。さらに加速し見えないかと思われたパスコースは土門がカットした。
「ナイスカット! 土門!」
「ほお…。少しは出来るようになったようだな」
ジェミニストームと攻撃は続く。だが雷門も負けず守り続ける。
「それじゃあ私も、やろうかな」
「任せたぞ、A」
「おうさ!」
鬼道がカットしたボールを染岡に渡す。染岡にカロン、グリンゴがチェックに入るが、横から高速で上がって行く。
「! 止めろ!」
レーゼからAを止めるように指示が出る。
「行け、A!」
染岡から届いたボールを受け取り不安定な体制の中空中でブラフマーストラを撃ったA。だがシュートはクロスバーに当たりシュートは決まらなかった。
第059話・ジェミニストーム戦 その2→←第057話・監督の采配
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
活字不足卍(プロフ) - アリガトーアリガトー 今日もコーラが美味い! (2022年6月9日 1時) (レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 54話はた○く細胞のことですよね?それにしても本当にこの小説好き!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 作者さん、ボロくそ分かるぞそれv2さすがにそこまでは、いかないけども確かにさっくん(佐久間)も好きじゃ。でもね我の最推しは、神様仏様 "照美様" です!!(語彙力なくてすみません) (2019年8月8日 10時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:活字不足卍 | 作成日時:2019年7月31日 0時