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第199話・VSユニコーン3 ※ ページ20

「うそ…」

と呆然とするクリスティン。

「トニー! ダイク!」
「任せろ!」

Aはニヤリと口角を上げ、ボールを頭上に掲げると

「マーチングメジェド!」

と亜空間から真っ白い布のナニカが4体出てきて、巧みなパス回しでユニコーンのDFを崩し
Aへボールを渡した。
そしてゴール前まで来たA

「真ブラフマーストラ!」
「フラッシュアッパー!!」

やや押されたがGKビリーによってシュートは防がれてしまった。
だが、コーナーキックのチャンスが恵んできた。

「奴らは、ザ・ハリケーンとAを警戒してくるはずだ。吹雪たちに合わせるのは、厳しいぞ」
「そうだな…豪炎寺には、一之瀬がマンマークで付いてるし。
 Aもあのブライアンにマークされてる。どうする?」

コーナーキックを誰にするか決めかねていると久遠が綱海を指名した。

「俺が?」

指名された綱海も含め、その場にいるイナズマジャパンのメンバーに一之瀬、土門も驚いていた。

「綱海にコーナーキックを?」

だがこれまで綱海はコーナーキックをしたことはない。


「綱海、外しても私が入れてあげるから、安心してね!」
「おう、任せたぜ!」
「え…嫌味のつもりだったんだけど…まぁいいや」

ホイッスルが鳴り「行くぞぉ」と綱海が気合を入れる。
すると一之瀬が駆け出した。

「ザ・チューブ! ここだぁああ!!」

綱海がダイレクトで狙ってくるのを予想していた一之瀬は止めに入ろうとするが、
シュートの勢いに押される形でユニコーンは失点を許した。

「よっしゃあ!」
「よーし! やったぞ、綱海!」

再び同点に追いついたイナズマジャパン。
取られたら取り返す、白熱のシーソーゲームが繰り広げられる。

試合再開がされ、ユニコーンはあっという間にペナルティエリアを包囲した。
そして始まったシュートの嵐。綱海、壁山がクリアしていくが、弾かれたボールの先にはユニコーン選手。

フォローに回ろうとしても、マークが厳しく抜け出せない。
ついに壁山と綱海が衝突し、ゴール前がガラ空きになり、一之瀬が間髪入れず
ディラン、マークと共にグランフェンリルを発動し、ゴールをこじ開けた。

第200話・VSユニコーン4 ※→←第198話・VSユニコーン2 ※



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設定タグ:イナズマイレブン , 女主人公 , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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活字不足卍(プロフ) - ごめんちゃい………でも頑張って10月中に出すよ! (2022年10月21日 23時) (レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
活字不足卍(プロフ) - 極端に言うとほぼ今日から書き始めました (2022年10月21日 23時) (レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 更新楽しみにしてます。 (2022年10月9日 21時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - お仕事大変なのに更新ありがとうございます。生きる糧なので続きを期待して待ってます! (2022年10月8日 18時) (レス) @page37 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 (2022年10月8日 14時) (レス) @page37 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:活字不足卍 | 作成日時:2022年9月22日 21時

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