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全員が入り込んだ車内で、ひとため息が落ちる。
「人多すぎ…」
疲れた顔をしているソヒヒョン。
「本当にね〜でも無事に着けて良かった。」
ほっとした顔をして言うAヌナ。
「あ！ねえヌナ、怪我してない？？」
「そうだヌナ、巻き込まれてたよね？」
「A、大丈夫？」
ヌナが何を言われたのかは知らないけど、掴まれていた手首は赤くなっている。
「なに、立ち止まってたやつ、Aが巻き込まれたの？」
「え？！何があったの？」
ウンソギヒョンとソンチャニヒョンが反応する。
「あのファン流石にやばいやつすぎるでしょ。ファンに押されてたのもあるけど、あれあのファンがヌナの手思いっきり引っ張ったんでしょ？何言ってたわけ？」
ウォンビニヒョンは若干ご機嫌斜め。
「そうそう〜まぁでも、分かってたことだし、大丈夫だよ〜」
あ、今ウォンビニヒョンの質問流したな。
「A、本当に。」
トーンを落としたタロヒョンの声。
「本当に、危なかったんだよ。」
一言一言に心配の重みを感じる。
「……」
Aヌナは困った顔して笑ったままだった。
「A、怖かったよね。守れなくてごめん。」
ソンチャニヒョンの優しい声が車内に落とされる。
「Aヌナ、大丈夫ですよ。僕たちも強いので。」
そっと手を握る。さっきまで、震えていたその手を。
もっと体を預けていいんだよ、頼っていいんだよ、という思いを込めて。
ちょっとだけ、僕の肩に頭を預けるヌナ。
「ㅎㅎみんなありがと。」
心配かけてごめんね、と笑う彼女は本当に綺麗で、愛おしかった。
「ねータロヒョンが買ってきた日本のおやつ食べたーいでーす。」
「だめ！！！Aも沢山買ってるでしょ！！」
「タロヒョーン」「僕も僕もー」
「だめー！！」
「ㅋㅋㅋㅋ」
口々言い合うヒョン達を見て、思わず笑ってしまう僕。
帰ったら、タロヒョンにお菓子を貰おうㅋㅋ
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りこ(プロフ) - 사란패토ってどう言う意味ですか？調べても出てこなくてT_T (2月7日 20時) (
レス) @page23 id: 76b12db8ce (このIDを非表示/違反報告)
蓮加雪華 - お久しぶりです。今、沢山世の中で流行っているものが多いので体調気をつけて更新頑張ってください！ (1月21日 23時) (レス) id: 938f1adfa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暖簾 | 作成日時：2025年1月20日 7時
